目まぐるしく変わる状況にも冷静な対応。
「堂々としたプレーを見せてくれたと思う」
試合後の会見で曺貴裁監督は、フル出場した18歳のルーキーをこう讃えた。
【ナビスコ杯PHOTO】プロ初スタメンを飾った湘南の神谷(7枚)
約3か月前までは青森山田高のユニホームを身にまとい、高校選手権で活躍を見せた神谷優太が、今度は深緑から黄緑の湘南のユニホームを身にまとってプロのピッチに立った。ナビスコカップAグループ3節の湘南対大宮。リーグ戦の4節・浦和戦ですでにJデビューを飾っていた神谷は、プロ2戦目で初スタメンを勝ち取った。
試合は0-1の敗戦。神谷自身もとりわけ大きなインパクトのあるプレーをしたわけではない。だが、曹監督が「堂々とした」と評したように、U-19日本代表にも名を連ねるプロ1年生のボランチは目まぐるしく変わる状況にも冷静に対応。安定したプレーを見せ続けた。
開始早々の5分に湘南はFKのチャンスを得ると、神谷はいきなりキッカーを任された。右足から放たれたキックは、裏に飛び出したFW大槻周平の頭にピタリ。惜しくもシュートは枠を捉えられなかったが、最初のビッグチャンスを演出した。決定機を作り出したのはこのプレーのみだったが、それ以降のプレーも実に落ち着き払った、プロの“風格”を漂わせるものだった。
3バックのダブルボランチはプロに入って初めて経験したが、3バックへのカバーリング、2シャドーへの関わりやウイングバックへの展開など、状況を見て的確なポジショニングとパス供給をした。ルーキーながら、中盤の真ん中でチームのバランスを保ったのである。
試合後の会見で曺貴裁監督は、フル出場した18歳のルーキーをこう讃えた。
【ナビスコ杯PHOTO】プロ初スタメンを飾った湘南の神谷(7枚)
約3か月前までは青森山田高のユニホームを身にまとい、高校選手権で活躍を見せた神谷優太が、今度は深緑から黄緑の湘南のユニホームを身にまとってプロのピッチに立った。ナビスコカップAグループ3節の湘南対大宮。リーグ戦の4節・浦和戦ですでにJデビューを飾っていた神谷は、プロ2戦目で初スタメンを勝ち取った。
試合は0-1の敗戦。神谷自身もとりわけ大きなインパクトのあるプレーをしたわけではない。だが、曹監督が「堂々とした」と評したように、U-19日本代表にも名を連ねるプロ1年生のボランチは目まぐるしく変わる状況にも冷静に対応。安定したプレーを見せ続けた。
開始早々の5分に湘南はFKのチャンスを得ると、神谷はいきなりキッカーを任された。右足から放たれたキックは、裏に飛び出したFW大槻周平の頭にピタリ。惜しくもシュートは枠を捉えられなかったが、最初のビッグチャンスを演出した。決定機を作り出したのはこのプレーのみだったが、それ以降のプレーも実に落ち着き払った、プロの“風格”を漂わせるものだった。
3バックのダブルボランチはプロに入って初めて経験したが、3バックへのカバーリング、2シャドーへの関わりやウイングバックへの展開など、状況を見て的確なポジショニングとパス供給をした。ルーキーながら、中盤の真ん中でチームのバランスを保ったのである。