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【連載】霊長類ヒト科サポーター図鑑vol.13菅原賢史(サガン鳥栖サポーター) 「アウェーサポーターにも『また来たい』と思ってもらいたい」

カテゴリ:Jリーグ

宇都宮徹壱

2016年07月30日

川崎サポとの嬉しい交流が。

今季はフィッカデンティ体制となり前半戦は苦戦したが、後半戦は調子を取り戻している。サポーターの熱も増している。写真:宇都宮徹壱

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 アウェーサポとの交流が広がったことで、うれしいリアクションもありましたね。ウチが天皇杯でベスト4に進出した年(13年)、準々決勝がホームの川崎戦で、試合はウチが勝ったんですね。その時に泊まっていただいた川崎サポの方が、日産での準決勝に駆けつけてくれたんですよ。「鳥栖でお世話になったから」と大量の川崎バナナを配ってくれて、試合中も一緒になって鳥栖の応援をしてくれたのには感動しました。まあ、相手が横浜ということもあったんでしょうけど(笑)。
 
 今季の鳥栖は監督も代わり、正直なところ苦しい試合が続いています。それでも、どんな相手にも走り負けないで最後まで走り切ること。そして結果はどうあれ、90分終わったらやりきって倒れこむ。それが鳥栖のスタイルだと思っています。
 
 決して派手ではないというのは、鳥栖の街についても言えることですね。それでも、この街を訪れた人には「また来たい」と思ってもらいたい。私たちの活動が、そのきっかけになればと思っています。
 
――◆――◆――
 
■座右の銘:仕事じゃないんだ、真面目にやれ!
■歴代で最も尊敬する監督:松本育夫。鳥栖の苦しい時代に今にも受け継がれる精神を選手やクラブやスタッフ、そしてサポーターに植え付けていただきました。
■歴代で最も愛した選手:高嵜理貴。創世記の苦しい時代からチームを支えてくれました。コーチとして戻ってきてくれたのも嬉しいです。
■最も記憶に残る試合:2011年11月27日 リーグ第37節 対徳島戦@鳴門
■理由:J1昇格のかかるラスト2試合で迎えた2位、3位の直接対決。勝てばほぼ昇格の決まる試合でアウェーの地をサガン・ブルーで染めました。サポーターの後押しもあって選手たちは奮起し、3-0で勝利。どこか遠い夢のようなJ1の舞台を目の前にして、自然と涙が溢れてきたのを昨日のことように思い出します。
 
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