【デスYMCA過去の全事例】7年間で6クラブが餌食に――。唯一、逃れたのは……。
所詮、ジンクスはジンクスだ。思い込みの一種にすぎない。しかし、デスYMCAで過去の事例を列挙すると、決して嘲笑できない一面もある。
◆「デスYMCA」の対象チームとその結果
09年 大分(J2降格)
10年 京都(J2降格)
11年 福岡(J2降格)
12年 神戸(J2降格)
13年 湘南(J2降格)
14年 新潟(12位で残留)
15年 清水(J2降格)
16年 新潟(年間15位/第2ステージ3節終了時)
09年から15年の7年間で、実に6クラブが「デスYMCA」の餌食になっている。その確率は「86%」。また注目は、唯一、ジンクスから逃れたのが14年の新潟である点だ。
一度は難を逃れたかに見えたが、なんの因果か、再び巡ってきた。仮に今季、新潟が降格となれば、対象クラブ自体は、すべて犠牲となる形だ。
デスYMCAのジンクスを、新潟が再び吹き飛ばすか。それとも――。
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)

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