劇点弾の直後から、「この決勝ゴール、誤審では?」の声も浮上し始めたが…。
第2ステージ3節の川崎対新潟戦、疑惑の場面は終了間際に起きた。
2-2で迎えた終盤、提示されたアディショナルタイムは4分。川崎が押し込むなか、大久保嘉人から橋本晃司を経由し、ボールは左から駆け上がった車屋紳太郎に渡る。
「前すぎても届かないと思ったので、キーパーよりちょっと遠い位置に蹴った。誰かが中に入ってくると思っていた」(車屋)
鋭く、早いパスを中央に通すと、混戦のなかでエドゥアルド・ネットが触り、最後は小林悠が華麗なターンからのヒールキックで決勝ゴールを決めた。殊勲のヒーローは、ゴールについてこう語っている。
「ポジション的に、ゴールがすぐ後ろにあるのは分かっていたので、何も考えずに身体が先に動いていた。流し込むことだけを考えていましたね」
ゴールの瞬間に止めたストップウォッチは「90+3分58秒」で止まっていた。まさに劇的と呼ぶにふさわしい一撃。川崎のホームは興奮の坩堝と化し、“歓喜の川崎劇場”で幕を閉じた。
「興奮しすぎて、とりあえずサポーターの方に走っていこうと。(ユニホームを)脱いじゃって、投げようとした。冷静に考えたら、(投げたら)ユニホームがないと思って……投げなくて良かった。イエローはしょうがない。もう興奮しすぎたので」(小林)
ところがその直後から、「この決勝ゴール、誤審では?」の声も浮上し始めたのだ。実際に映像を見れば、その声も納得できる。車屋のパスにE・ネットが飛び込んだ瞬間までは、何ひとつ問題はない。検証が必要なのは、その直後だ。
2-2で迎えた終盤、提示されたアディショナルタイムは4分。川崎が押し込むなか、大久保嘉人から橋本晃司を経由し、ボールは左から駆け上がった車屋紳太郎に渡る。
「前すぎても届かないと思ったので、キーパーよりちょっと遠い位置に蹴った。誰かが中に入ってくると思っていた」(車屋)
鋭く、早いパスを中央に通すと、混戦のなかでエドゥアルド・ネットが触り、最後は小林悠が華麗なターンからのヒールキックで決勝ゴールを決めた。殊勲のヒーローは、ゴールについてこう語っている。
「ポジション的に、ゴールがすぐ後ろにあるのは分かっていたので、何も考えずに身体が先に動いていた。流し込むことだけを考えていましたね」
ゴールの瞬間に止めたストップウォッチは「90+3分58秒」で止まっていた。まさに劇的と呼ぶにふさわしい一撃。川崎のホームは興奮の坩堝と化し、“歓喜の川崎劇場”で幕を閉じた。
「興奮しすぎて、とりあえずサポーターの方に走っていこうと。(ユニホームを)脱いじゃって、投げようとした。冷静に考えたら、(投げたら)ユニホームがないと思って……投げなくて良かった。イエローはしょうがない。もう興奮しすぎたので」(小林)
ところがその直後から、「この決勝ゴール、誤審では?」の声も浮上し始めたのだ。実際に映像を見れば、その声も納得できる。車屋のパスにE・ネットが飛び込んだ瞬間までは、何ひとつ問題はない。検証が必要なのは、その直後だ。