「スタンドとピッチで一体となって勝利を掴み取りたい」
明治大の無敗を止めたゴールは、最終ラインのボール回しから、左CBの小川が受けた瞬間に相手の左CBの裏のスペースに走り出すと、そこに小川からのロングフィードが届く。GKも前に飛び出してきたなかで、廣井は冷静に頭で合わせてゴールに流し込んでみせた。
このゴールに関しても、廣井は「事前のスカウティングで、戸田(伊吹)コーチから相手の左センターバックの背後を狙えと言われていたので、その指示通りに動いたら遼也から良いボールが来て、僕は合わせるだけでした」と口にしたが、自陣深くの位置からフィードが来ることを予測して、相手の視野から外れて走り出したタイミング、コースは完璧で、頭で合わせるのは相当な技術が必要なシーンだった。
それをいとも簡単にやってのけた。ただ指示を受けていたからでは片付けられないハイクオリティなプレーだった。
このゴールに関しても、廣井は「事前のスカウティングで、戸田(伊吹)コーチから相手の左センターバックの背後を狙えと言われていたので、その指示通りに動いたら遼也から良いボールが来て、僕は合わせるだけでした」と口にしたが、自陣深くの位置からフィードが来ることを予測して、相手の視野から外れて走り出したタイミング、コースは完璧で、頭で合わせるのは相当な技術が必要なシーンだった。
それをいとも簡単にやってのけた。ただ指示を受けていたからでは片付けられないハイクオリティなプレーだった。
「みんなのおかげで、僕はゴール前に入っていこうという感覚を昨年以上に持てている。次はいよいよ天皇杯のV・ファーレン長崎戦。応援しに来てくれる筑波大の仲間が70人くらいいると聞いているので、スタンドとピッチで一体となって勝利を掴み取りたい。自信を持って臆することなくゴール、アシスト、意外性のあるパスをどんどん狙っていきたい。必ず良い一日にします」
輝きを放つワンダーボーイは、「準備はできています」と満を持して長崎の地に乗り込んでいく。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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