「対世界」を考えれば、規格外のスピードでかき回せる伊東のような存在がより効果的。

「10番」を競い合った中島(右)と矢島(左)。リオでも“新旧10番”の共演が見られるだろう。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

橋本はボール奪取力とフィジカル、攻守のダイナミックさでメンバー入りに懸ける。井手口との一騎打ちになりそうだが、手倉森監督の決断やいかに。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
【MF】
◆リオ行き予想メンバー
遠藤 航(浦和)
大島僚太(川崎)
橋本拳人(FC東京)
中島翔哉(FC東京)
南野拓実(ザルツブルク/AUT)
矢島慎也(岡山)
伊東純也(柏)
中盤は不動のキャプテン遠藤、欧州組の南野、南アフリカ戦で2ゴールと輝きを放った中島、5月のガーナ戦以降「10番」を託されている矢島、コンダクターの大島の5人は堅い。残るはボランチに1、2列目に1の残り2枠と想定する。
ボランチは井手口と橋本の一騎打ちも、南アフリカ戦のスタメンを任された井手口は立ち上がりに相手の攻撃に戸惑って「手応えとしてはあまり良くない」と語っている。後半途中から出場した橋本もインパクトには欠けたが、ボールへのアプローチの仕方やアフリカ勢にも負けない強靭なフィジカル、他にSB、CB、サイドハーフでプレーできるポリバレント性を考慮して選んだ。
すでに南野、中島、矢島がいる2列目には、“ジョーカー”候補が欲しいところ。野津田は“左足のキャノン砲”というオリジナリティがあり、ここぞという時の武器として手元に置いておきたいところだが、如何せん決定力が低すぎる。アジア最終予選でチームに貢献した豊川も、故障がちな点はマイナスだ。「対世界」を考えた時には、規格外のスピードでかき回せる伊東のような存在がより効果的ではないか。サプライズ選出があるとすればこの枠だろう。
【FW】
◆リオ行き予想メンバー
興梠慎三(浦和)※オーバーエイジ
久保裕也(ヤングボーイズ/SUI)
浅野拓磨(広島)
最後にFWだが、オーバーエイジで興梠が内定しているため、残す枠は2~3。ここまでの人選で中島と伊東がFWの位置でもプレーできるため、「2」と判断した。U-23世代のエースである久保を入れると、もうひとりは若きスピードスターの浅野で決まりだろう。前日に筋肉の張りを覚え11分の出場にとどまった鈴木、16年に入ってコンスタントに招集されながら出番のなかったオナイウの「最終予選組」は厳しそうだ。
◆リオ行き予想メンバー
遠藤 航(浦和)
大島僚太(川崎)
橋本拳人(FC東京)
中島翔哉(FC東京)
南野拓実(ザルツブルク/AUT)
矢島慎也(岡山)
伊東純也(柏)
中盤は不動のキャプテン遠藤、欧州組の南野、南アフリカ戦で2ゴールと輝きを放った中島、5月のガーナ戦以降「10番」を託されている矢島、コンダクターの大島の5人は堅い。残るはボランチに1、2列目に1の残り2枠と想定する。
ボランチは井手口と橋本の一騎打ちも、南アフリカ戦のスタメンを任された井手口は立ち上がりに相手の攻撃に戸惑って「手応えとしてはあまり良くない」と語っている。後半途中から出場した橋本もインパクトには欠けたが、ボールへのアプローチの仕方やアフリカ勢にも負けない強靭なフィジカル、他にSB、CB、サイドハーフでプレーできるポリバレント性を考慮して選んだ。
すでに南野、中島、矢島がいる2列目には、“ジョーカー”候補が欲しいところ。野津田は“左足のキャノン砲”というオリジナリティがあり、ここぞという時の武器として手元に置いておきたいところだが、如何せん決定力が低すぎる。アジア最終予選でチームに貢献した豊川も、故障がちな点はマイナスだ。「対世界」を考えた時には、規格外のスピードでかき回せる伊東のような存在がより効果的ではないか。サプライズ選出があるとすればこの枠だろう。
【FW】
◆リオ行き予想メンバー
興梠慎三(浦和)※オーバーエイジ
久保裕也(ヤングボーイズ/SUI)
浅野拓磨(広島)
最後にFWだが、オーバーエイジで興梠が内定しているため、残す枠は2~3。ここまでの人選で中島と伊東がFWの位置でもプレーできるため、「2」と判断した。U-23世代のエースである久保を入れると、もうひとりは若きスピードスターの浅野で決まりだろう。前日に筋肉の張りを覚え11分の出場にとどまった鈴木、16年に入ってコンスタントに招集されながら出番のなかったオナイウの「最終予選組」は厳しそうだ。