コスタリカ戦の失敗を繰り返さないためにも
W杯出場国との対戦となれば、最終予選のように勝ち続けることは難しいだろうが、キャプテンの遠藤航(リバプール)が強調するように「一喜一憂しないこと」を肝に銘じることが肝要。敗戦時には的確な検証作業を進めることが必要になってくる。
第2タームの6試合で戦力の見極めをほぼ終えて、第3タームの2025年突入後はグループを固めながら本番へのブラッシュアップを図っていけばいい。
今年の後半でないと復帰が難しいと言われる冨安健洋(アーセナル)のような怪我人もいるから、もちろん26人全員を完全に決めることはできないが、20~22人くらいを確定させ、残り数人だけ変更の余地を残すといったイメージでいいだろう。
その段階では本大会の組分け抽選も終わり、対戦相手もハッキリしている。グループステージを想定しながら、ターンオーバーが必要ならガラッと選手を入れ替えつつ戦うことにも慣れていかないといけない。
前回W杯のコスタリカ戦で冒した失敗を繰り返さないためにも、2チーム分をある程度、固めておくことも大事かもしれない。
上記のプランはあくまで一例だが、計画的なチーム強化を進めることを事前に明示しておけば、仮にアメリカやメキシコ、他の強豪国に負けが続いたとしても、周囲の雑音を封じられるメリットがある。
第2タームの6試合で戦力の見極めをほぼ終えて、第3タームの2025年突入後はグループを固めながら本番へのブラッシュアップを図っていけばいい。
今年の後半でないと復帰が難しいと言われる冨安健洋(アーセナル)のような怪我人もいるから、もちろん26人全員を完全に決めることはできないが、20~22人くらいを確定させ、残り数人だけ変更の余地を残すといったイメージでいいだろう。
その段階では本大会の組分け抽選も終わり、対戦相手もハッキリしている。グループステージを想定しながら、ターンオーバーが必要ならガラッと選手を入れ替えつつ戦うことにも慣れていかないといけない。
前回W杯のコスタリカ戦で冒した失敗を繰り返さないためにも、2チーム分をある程度、固めておくことも大事かもしれない。
上記のプランはあくまで一例だが、計画的なチーム強化を進めることを事前に明示しておけば、仮にアメリカやメキシコ、他の強豪国に負けが続いたとしても、周囲の雑音を封じられるメリットがある。
代表チームというのは、負けが続けば監督解任論が起きたり、選手が批判の矢面に立たされることが往々にしてある。過去の代表を見ても、大会前にゴタゴタが起きるのは日常茶飯事だった。
2010年南アフリカ、18年ロシアのように、混乱が続いたチームの方がW杯で結果を出しているという前例はあるものの、26年大会もそうなるのは望ましくない。やはりここから着実な積み上げを経て、自信を持って本番を迎えていくのが理想的なシナリオだ。
広大なアメリカ・カナダ・メキシコを移動しながら、優勝までの8試合を乗り切っていくのは本当に至難の業。これまでW杯では最大4試合しか消化していない日本が頂点に辿り着くことの難しさを今一度、強く認識したうえで、過去にない斬新な取り組みも行なっていくべき。
今こそ日本サッカー界の総力を上げて、1年3か月後に向かっていくべきである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
記事:「日本はW杯で優勝できるのか?」サウジと0-0を受け、海外大手メディアが投げかける「中田や本田、香川はいないにせよ…」
記事:【26年W杯メンバー予想】前回カタール大会から戦い続ける面々が主体に。長友もやはり外せない。サプライズ枠でロス世代のFWも
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2010年南アフリカ、18年ロシアのように、混乱が続いたチームの方がW杯で結果を出しているという前例はあるものの、26年大会もそうなるのは望ましくない。やはりここから着実な積み上げを経て、自信を持って本番を迎えていくのが理想的なシナリオだ。
広大なアメリカ・カナダ・メキシコを移動しながら、優勝までの8試合を乗り切っていくのは本当に至難の業。これまでW杯では最大4試合しか消化していない日本が頂点に辿り着くことの難しさを今一度、強く認識したうえで、過去にない斬新な取り組みも行なっていくべき。
今こそ日本サッカー界の総力を上げて、1年3か月後に向かっていくべきである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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