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果たしてポット2にこだわるべきなのか。カタールW杯のコスタリカ戦のような“地獄”を味わう恐れも【日本代表】

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年03月27日

日本が過去結果を出しているのは…

日本は現在FIFAランク15位。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 カタール・ワールドカップのコスタリカ戦を見ているようなモヤモヤ感があった。2025年3月25日に開催された北中米ワールドカップのアジア最終予選、埼玉スタジアム2002でサウジアラビアとスコアレスドローに終わった試合のことである。

 ベタ引きした相手の壁を最後まで崩せずに沈黙。昨年のオーストラリアとのホームゲームも同じようなシチュエーションで苦戦した点から判断すると、日本代表はカタール・ワールドカップから“問題”を解決できていないように映る。

 その問題とはズバリ、引いた相手を攻略できない点だ。実際、サウジ戦に途中出場した堂安律も「この3年間取り組んできたボールを保持しながら突破していくサッカーにおいて今日は課題が出た」と反省を口にした。

 果たして、本大会までの1年3か月、限られた代表活動の中でこの問題を解決できるのか。3年間取り組んできたものが不完全という実情を踏まえると、現実的に大きな期待を抱かないほうがいいのではないか。

 過去のワールドカップ、日本はカウンター主体のサッカーで臨んだほうが結果を出している。前回のカタール大会でドイツ、スペインを破った際もそういう戦い方だった。これらの要素を考えると、果たしてポット2にこだわるべきかとの疑問が生まれる。

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 ポット2に入ればポット3、ポット4には日本と同等以下のチームが入る可能性もあり、仮に組分けで日本をリスペクトするような相手と同居するとどうなるか。サウジ戦と同じく、引いた相手を崩せないという“地獄”を味わうかもしれない。

 ポット3になれば、強豪揃いのグループに組み込まれる可能性が高いのも承知している。普通に考えればポット2にこだわるべきだ。ただ、ポット2に入っても楽な戦いが待っているわけではない。ポットに関係なく世界制覇への道は困難をきわめる。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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