ロマーリオ&ベベットのコンビが躍動した94年のチームが6位

守備的と批判されたものの、要所に好タレントを揃えたのが94年ワールドカップを制したセレソン。とくにロマーリオ(中央)とベベット(右)のコンビは大会を通じて主役を張った。(C)Getty Images
PICK UP!
歴代6位
1994年ワールドカップ
(戦績:優勝)
主要メンバー
GK:タファレル
DF:アウダイール、レオナルド、ジョルジーニョ、M・サントス
MF:ドゥンガ、M・シウバ、マジーニョ、ジーニョ、ライー
FW:ロマーリオ、ベベット、ミューレル、ロナウド
不調の真っ只中にあった10番のライーがまったく期待に応えられず、創造性に欠けたリアクション・サッカーは批判に晒されたものの、守備的なスタイルのなかで世界最高水準のクオリティーを示したのが、ロマーリオとベベットの2トップ、M・シウバとドゥンガのダブルボランチ、そしてレオナルドとジョルジーニョの両SB。24年ぶり通算4度目となる世界制覇の、彼らが原動力に。
PICK UP!
歴代9位
2014年ワールドカップ
(戦績:ベスト4)
主要メンバー
GK:J・セーザル
DF:T・シウバ、D・ルイス、D・アウベス、マルセロ
MF:L・グスタボ、パウリーニョ、オスカール、ウィリアン、ラミレス
FW:ネイマール、フッキ、フレッジ
ネイマールがワールドクラスの輝きを放った前線は、CFに一線級が不在で迫力に欠けた一方、D・アウベス、マルセロ、T・シウバと各ポジションの第一人者が揃ったDFラインは、歴代でも屈指の顔ぶれ。その自慢の最終ラインはしかし、DFリーダーのT・シウバをサスペンションで失った準決勝のドイツ戦で完全崩壊。1-7という歴史的な敗北を喫している。
PICK UP!
歴代10位
2010年ワールドカップ
(戦績:ベスト8)
主要メンバー
GK:J・セーザル
DF:ルッシオ、ファン、マイコン、バストス
MF:G・シウバ、F・メロ、エラーノ、カカ
FW:L・ファビアーノ、ロビーニョ、グラフィッチ
頼りになるワールドクラスのCFが不在で、最大のストロングポイントはキャリアの絶頂にあったJ・セーザル、マイコン、ルッシオが並び立つDFライン。美より実を追求するドゥンガ監督は、その堅守をベースに完成度の高いチームを作り上げたものの、最後は準々決勝で、守護神J・セーザルが痛恨のミスを犯し、F・メロが退場する最悪の展開でオランダに敗北した。
※ワールドサッカーダイジェスト2014.02.20号より加筆・修正
歴代6位
1994年ワールドカップ
(戦績:優勝)
主要メンバー
GK:タファレル
DF:アウダイール、レオナルド、ジョルジーニョ、M・サントス
MF:ドゥンガ、M・シウバ、マジーニョ、ジーニョ、ライー
FW:ロマーリオ、ベベット、ミューレル、ロナウド
不調の真っ只中にあった10番のライーがまったく期待に応えられず、創造性に欠けたリアクション・サッカーは批判に晒されたものの、守備的なスタイルのなかで世界最高水準のクオリティーを示したのが、ロマーリオとベベットの2トップ、M・シウバとドゥンガのダブルボランチ、そしてレオナルドとジョルジーニョの両SB。24年ぶり通算4度目となる世界制覇の、彼らが原動力に。
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歴代9位
2014年ワールドカップ
(戦績:ベスト4)
主要メンバー
GK:J・セーザル
DF:T・シウバ、D・ルイス、D・アウベス、マルセロ
MF:L・グスタボ、パウリーニョ、オスカール、ウィリアン、ラミレス
FW:ネイマール、フッキ、フレッジ
ネイマールがワールドクラスの輝きを放った前線は、CFに一線級が不在で迫力に欠けた一方、D・アウベス、マルセロ、T・シウバと各ポジションの第一人者が揃ったDFラインは、歴代でも屈指の顔ぶれ。その自慢の最終ラインはしかし、DFリーダーのT・シウバをサスペンションで失った準決勝のドイツ戦で完全崩壊。1-7という歴史的な敗北を喫している。
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歴代10位
2010年ワールドカップ
(戦績:ベスト8)
主要メンバー
GK:J・セーザル
DF:ルッシオ、ファン、マイコン、バストス
MF:G・シウバ、F・メロ、エラーノ、カカ
FW:L・ファビアーノ、ロビーニョ、グラフィッチ
頼りになるワールドクラスのCFが不在で、最大のストロングポイントはキャリアの絶頂にあったJ・セーザル、マイコン、ルッシオが並び立つDFライン。美より実を追求するドゥンガ監督は、その堅守をベースに完成度の高いチームを作り上げたものの、最後は準々決勝で、守護神J・セーザルが痛恨のミスを犯し、F・メロが退場する最悪の展開でオランダに敗北した。
※ワールドサッカーダイジェスト2014.02.20号より加筆・修正