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セレソンの新監督にチッチが正式決定! 王国復活へ、過去から学べ! ブラジル代表のベストチーム10選

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2016年06月21日

フッチボウ・アルチを体現した70年のチームが歴代1位

このペレを筆頭にスーパークラッキを擁した70年のセレソンは、サッカー史上最強の呼び声も。強く、そして美しかった。(C)Getty Images

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 コパ・アメリカ・センテナリオで屈辱のグループステージ敗退に終わったブラジル代表。コリンチャンスを率いるチッチがドゥンガの後任に決定し、今後の巻き返しが期待されるが、これまでワールドカップに臨んだ過去のチームは、どれほどタレントが充実していたのか。
 
  結果ではなく純粋な戦力値で1960年以降のセレソンをランク化。ベスト10を選出した。ペレが、ロナウドが、ロナウジーニョが――。往年のスターが躍動したブラジル代表を、いま一度振り返る。
 
●歴代ベストチーム10選
1位   1970年ワールドカップ(優勝) 監督:ザガロ       ←PICK UP!
2位   2006年ワールドカップ(ベスト8)   監督:パレイラ       ←PICK UP!
3位   1982年ワールドカップ(2次リーグ敗退) 監督:テレ・サンターナ ←PICK UP!
4位   2002年ワールドカップ(優勝) 監督:スコラーリ   ←PICK UP!
5位   1998年ワールドカップ(準優勝) 監督:ザガロ
6位   1994年ワールドカップ(優勝) 監督:パレイラ     ←PICK UP!
7位   1962年ワールドカップ(優勝) 監督:モレイラ
8位   1986年ワールドカップ(ベスト8) 監督:テレ・サンターナ
9位   2014年ワールドカップ(ベスト4) 監督:スコラーリ      ←PICK UP!
10位   2010年ワールドカップ(ベスト8) 監督:ドゥンガ ←PICK UP!
 

――◆――◆――
PICK UP!
歴代1位
1970年ワールドカップ
(戦績:優勝)
 
主要メンバー
GK:フェリックス
DF:C・アウベルト、ブリトー、ピアザ、エベラウド
MF:ジェルソン、クロドアウド
FW:ペレ、リベリーノ、トスタン、ジャイルジーニョ
 
 ペレを筆頭に所属クラブで10番を担っていたエース格が5人同時にピッチに立ち、絶妙なハーモニーを奏でた奇跡のチームだ。主将を務めた右SBのC・アウベルト、クレバーな守備が光ったボランチ出身のCBピアザなど、DFラインにも攻撃志向の強いタレントが揃い、ブラジル伝統のフッチボウ・アルチ(芸術的なサッカー)を体現。引き分けすらない6戦全勝で世界の頂点に立った。
 
 
PICK UP!
歴代2位
2006年ワールドカップ
(戦績:ベスト8)
 
主要メンバー
GK:ジダ
DF:カフー、R・カルロス、ルッシオ、ファン
MF:ロナウジーニョ、カカ、エメルソン、ゼ・ロベルト、ジュニーニョ
FW:ロナウド、アドリアーノ、ロビーニョ
 
 ロナウジーニョ、ロナウド、アドリアーノ、カカを同時に起用する、いわゆる“カルテット・マジコ(魔法の4人組)”が最後まで機能せず、ベスト8で屈辱の敗退を喫した。とはいえ、衰え知らずのR・カルロスとカフーが相変わらず健在で、CBは全盛時のルッシオとファンが務めるなど、守備ブロックにもタレントが充実。総合的な戦力は、70年ワールドカップのドリームチームにも伯仲する。
 
 
PICK UP!
歴代3位
1982年ワールドカップ
(戦績:2次リーグ敗退)
 
主要メンバー
GK:W・ペレス
DF:オスカー、ルイジーニョ、レアンドロ、ジュニオール
MF:ジーコ、ソクラテス、ファルカン、T・セレーゾ、バチスタ
FW:セルジーニョ、エデル
 
 ジーコ、ソクラテス、ファルカン、T・セレーゾの「黄金のカルテット」だけでなく、レアンドロ&ジュニオールの超攻撃的SB、破壊力抜群の左足でゴールを強襲したエデル、さらにはオーバーラップが光ったオスカーなど、アタッキングマインドの強い好タレントを揃えたテレ・サンターナ監督の最高傑作。泣き所だったCFとGKに一線級がいれば結末は違っていたかもしれない。
 
 
PICK UP!
歴代4位
2002年ワールドカップ
(戦績:優勝)
 
主要メンバー
GK:マルコス、ジダ
DF:ルッシオ、R・ジュニオール、エジミウソン、R・カルロス、カフー、
MF:G・シウバ、クレベルソン、カカ
FW:リバウド、ロナウジーニョ、ロナウド、デニウソン
 
 中盤にG・シウバ、クレベルソンという堅実なタレントを置き、前線の個人技を主体とするサッカーで史上最多5度目の優勝を勝ち取った。猛威を振るったのは、8ゴールで得点王に輝いたロナウド、左足で次々と奇跡を起こしたリバウド、創造性豊かなプレーで 攻撃に彩りを加えたロナウジーニョで構成した、いわゆる“3R”。この大会では20歳のカカが、ワールドカップデビューを果たしている。
 
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