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宇佐美貴史・移籍会見全文|『壁にぶつかって、こけて、また起き上がって、という人生を選んだ』

カテゴリ:Jリーグ

高村美砂

2016年06月21日

完全移籍で退路を断つ。「今まで生きてきたなかで一番の挑戦」。

――19歳で一度挑戦して以降も常々、ヨーロッパに挑戦したいと言っていました。今回は完全移籍になりますが、自分のサッカー人生においてどういう意味合いを持つ挑戦になりますか。

 自分自身、今まで生きてきたなかで一番の挑戦だなと。バイエルンの時は、挑戦ではあったのですが、経験をしにいったという感覚が大きかった。今回は完全移籍ですしね。人生をかけた再挑戦という意味合いが大きいと思っています。
 
 そのなかで失う物も大きいと思いますが、得るものもおそらく爆発的にあるはずで、その得るもののなかで成長できるかどうかは自分自身にかかっていると思っていますし、だからこその魅力を感じています。
 
――前回と同じドイツですが、ブンデスリーガへのこだわりはあるのでしょうか?

 ドイツじゃないと嫌だってことはなかったのですが、心のどこかでは、ドイツから帰って来てガンバでプレーしながらも、ブンデスリーガの結果をフォローしていたりとか、どこかでリベンジしたい、このままでは終わらせたくないという気持ちは、常に頭の片隅におきながらだったように思います。
 
 また、僕のサッカースタイルとしても、おそらくあまり一致しないというか、どちらかというと合わないほうが大きいと思うのですが、だからこそ、より吸収できるものも多いと思うので。オファーをいただいた瞬間に、再挑戦をするなら、ブンデスリーガだと思いました。
 
――特別なクラブであるG大阪。この3年間、いろんなことがあったと思いますが、この時間ではどういう成長ができたと思いますか?

 そこを話し始めると泣いてしまうので(笑)。どうせセレモニーでも我慢できないと思うんですよね。このクラブに対しての感謝とか愛情とか……この3年間、本当に思い出とかいろんなものが詰まり過ぎて。

 でも、まだここでは泣きたくないので。今日はどちらかというと笑顔で報告をできたらいいなという感覚でいたので。ドイツでぼろぼろになって帰って来てからの3年間は、もう少し後で話をさせてほしいと思っています。
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