小林祐希の台頭で再注目されるプラチナ世代。「A代表デビュー前」の押さえておくべき15人

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年06月16日

ACLの過酷な経験を糧に攻撃の切り札として定着してきた浦和のニューカマー。

今季京都から完全移籍で加入した駒井は、層の厚い浦和のなかで切り札として徐々に頭角を現わしてきた。キレのあるドリブルに注目だ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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<人生最悪の経験から這い上がる!>
駒井善成(浦和/MF
今季:10試合・0得点(J1)
 
今季京都から移籍加入し、小気味よいドリブルを武器に、WBやシャドーの切り札に定着。6月16日のG大阪戦では今季初スタメンの座も獲得した。FCソウル戦では李の起死回生のゴールをアシストしたが、PK戦で15人目のキッカーを務めて失敗。「人生、最悪の経験」から這い上がろうと必死だ。
 
 
<ベルギーで奮闘するアタッカー>
小野裕二(シントトルイデン/FW
今季:22試合:0得点(ベルギー)
 
昨年7月、出番に恵まれなかったスタンダールから同じベルギーのシントトルイデンに移籍。すると、リーグ開幕戦から前線で躍動した。昨年12月に腿裏を痛めてからは出場機会が減少も、攻撃センスは高く評価されている。
 
 
<ムルジャを追い落とす勢い>
江坂 任(大宮/MF
今季:13試合・2得点(J1)
 
ナビスコカップで結果を残して、リーグ戦の出場時間も徐々に増加。しなやかな身体捌きと嗅覚で、13節・鳥栖戦、14節・神戸戦と2試合連続ゴールを記録した。ライバルのD・ムルジャからポジションを奪取する日も遠くない!?
 
 
<今季初のJ1で伸びしろは大>
伊藤優汰(新潟/MF
今季:10試合・1得点(J1)
 
京都の下部組織出身で、切れ味鋭いドリブルが最大のセールスポイント。今季に完全移籍で加入した新潟(京都から)でも、その局面打開力は重宝されている。自身初のJ1で実戦を積み重ねて、心身ともにタフになってきた。
 
 
<鹿島・植田との空中戦も互角に渡り合う>
増田繁人(新潟/DF
今季:8試合・1得点(J1)
 
群馬や大分、町田での武者修行を経て4年ぶりに帰還した新潟では力強い守備を発揮する。なにより目を引くのは189㌢を誇る高さだ。U-23代表候補の植田とのエアバトルでは堂々と渡り合うなど、伸びしろを感じさせる。
 
 
<精神的にも逞しくなった10番>
高木善朗(東京V/MF
今季:16試合・2得点(J2)
 
欧州でのプレー経験もあるテクニシャンで、単独突破や味方とのワンツーなど、多彩なアイデアを駆使して、アタッキングサードを攻略する。今季から小林祐希も付けた10番を背負い、責任感と自覚が芽生え、精神的にも逞しさを増している。
 
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