小林祐希の台頭で再注目されるプラチナ世代。「A代表デビュー前」の押さえておくべき15人

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年06月16日

輝きを取り戻しつつあるプラチナ世代きってのテクニシャン。

今季序盤は負傷離脱した時期もあったが、11節以降は再び定位置を獲得。川崎のサイドアタックに不可欠な存在だ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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今季京都に移籍して躍動感あふれるプレーを見せる堀米。左足のテクニックは一級品だ。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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 日本サッカー界はJリーグ開幕前夜の年に生を受けた「プラチナ世代」に再び注目が集まっている。象徴的な例は、キリンカップで日本代表のニューフェイスとして注目を集めた小林祐希、欧州再挑戦が濃厚とされる宇佐美貴史だろう。さらには武藤嘉紀、柴崎岳、宮市亮、昌子源……と多様な才能が集まる世代だが、今まさに多くの「プラチナ世代」が各クラブで主軸を担いつつある。さらなる爆発の可能性を秘めた「A代表デビュー前」の選手をピックアップした。
 
【PHOTOセレクション】台頭する「プラチナ世代」。A代表デビュー前の注目プレーヤー15人
 
<A代表デビューの日も遠くはない>
車屋紳太郎(川崎/DF
今季:13試合・0得点(J1)
 
今季は負傷の影響で一時離脱も、11節以降は5試合連続フル出場と、リーグ首位に立つチームの快進撃に大きく貢献。レフティSBは希少価値が高く、3月には代表候補合宿に初選出された。攻守両面に磨きがかかっており、A代表デビューの日もそう遠くはないはずだ。
 
 
<前を向くターンの技術は一級品>
土居聖真(鹿島/MF
今季:13試合・4得点(J1)
 
昨季終盤に負った左足の負傷が癒えて、完全復活。狭いエリアでも局面を打開する力があり、特に相手を背負った状態でもワンタッチで前を向くターンの技術は一級品。どんなタイプの選手とも合わせられる柔軟性も魅力だ。
 
 
<万能型として期待値は特大>
杉本健勇(C大阪/FW
今季:18試合・1得点(J2)
 
高さ、強さ、テクニックを兼備するこの万能型FWは、ハリルホジッチ監督からも期待されている。年代別代表からの盟友・小林祐のA代表入りに刺激を受けており、ここからの爆発に期待したい。C大阪をJ1昇格に導く働きはノルマだろう。
 
 
<恩師の下で輝きを取り戻しつつある>
堀米勇輝(京都/MF
今季:13試合・4得点(J2)
 
攻撃センスに優れ、左足のテクニックはなかでも一級品。U-17日本代表時代はそのポテンシャルの高さに大きな期待が寄せられたが、結局生まれ育った甲府で陽の目を見ることはなく、愛媛時代の恩師・石丸氏が指揮する京都に移籍した今季、ついに輝き取り戻しつつある。この勢いに乗って、さらに暴れたいところだ。
 
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