手倉森誠監督の“口説く力”が試される?
一方、日本サッカー協会や手倉森誠監督としては、“本気”であれば、まず興梠との面会を実現させたいはず(すでになにかしらの接触はあった?)。そんなシチュエーションに持ち込めれば、手倉森監督の一世一代の“口説き”が試されるだろう。
浦和対鹿島戦後の興梠のコメントの主旨は、次のとおり。
――試合全体をとおしての感想は?
「パスをつなぐことはできていたが、シュートやラストパスの精度は反省しなければならない」
――次第に撃ち合いになったが?
「相手の狙っているカウンターに対して、締め方がとても悪かった。やられたくない形で、失点を与えてしまった。自分たちが駄目でした。チャンスを与えてしまったし、個人的には一番負けたくない相手だったが……」
――オーバーエイジの有力候補と報じられたが?
「名前が挙がるのは、とても光栄なこと。嬉しい。ただ浦和レッズの一員であることを大事にしているので、よく考えて決断をしたい」
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)