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【三浦泰年の情熱地泰】今年も終盤戦の日本サッカー。私が“惚れた”人たちの奮闘ぶりに注目!

カテゴリ:連載・コラム

三浦泰年

2024年12月01日

本当に何が起こるか分からない…予想だにしないプレーオフ戦線

後半アディショナルタイムに大迫がPKを外し、敗色濃厚となった神戸だったが…。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 そして日本で一番難しいと言っても過言ではない、JFL昇格を賭けた地域チャンピオンズリーグも熱い。

 これも当時22、23歳の頃、高校生だった藤吉信次との出会い。一瞬でずっと一緒にいる仲になった…。
 
 彼の率いる福井ユナイテッドは今、2年掛けてすごく良いチームに仕上がっていると聞いていた。

 最終戦、勝てば自動昇格、負けても2点差であれば入替戦に進める。しかし、こんな状況の中、3-6でVONDS市原に3点差で敗れ、チャンスを掴めなかったのだ。また勝ったVONDS市原も1日に行なわれたJFL・地域リーグ入替戦では、90+2分に決勝点を奪われてミネベアミツミFCに敗れ、2年連続で入替戦敗退となってしまった(JFL昇格は地域CL優勝の飛鳥FC)。

 サッカーの怖さ、本当に何が起こるか分からない。

 土曜日の柏-神戸の試合は、ダ・ゾーンの中継を横目で見たり見なかったり、解説、実況の声を聞いたり、聞かなかったりしていた。

 時間のない残り僅かで柏の選手が退場、PK。キッカーは大迫。誰もが決まると決めつけていた…。

 そしてそのまま終わるだろうと決めつけていた…。

 結果は1-1のドロー。最終節、これで本当に何が起こるか分からない。

 これからまた何人かの人と出会うであろう。59歳から出来る親友は、子供の頃からを考えるとチャンスは少ないかもしれない。

 3年前に他界してしまった叔父さん。納谷義郎さんは僕に、「打算的な男になるな!」と常に言っていた。

 打算的な人とは?

 子供の頃はよく分からなかったが、簡単に解釈すれば「純粋にいろ!」という事であったのであろう。

 人に惚れるに理由などない…。純粋に感じるものなのだと思う。

 12月1日。

 月の始まりだ! 目標を決めて2024年最後の月を充実する月にして良い年末年始を迎えたい。

 Jリーグからも目を離せない。

2024年12月1日
三浦泰年

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