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【三浦泰年の情熱地泰】世界では大陸王者を決める大会、日本では天皇杯の番狂わせにカズの国内復帰…いろいろあった6月を振り返る

カテゴリ:連載・コラム

三浦泰年

2024年06月30日

EURO、コパ・アメリカが開催中。より魅力を感じるのは…

コパ・アメリカではメッシの躍動ぶりもみられたが、大会としてより魅力を感じるのはやはりEUROか。(C) Getty Images

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 6月も色々あった。

 EURO、コパ・アメリカが始まった。欧州の1番を決めるEUROとアメリカ大陸王者を決めるコパ・アメリカ。

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 以前は南米の一番を決めるコパ・アメリカだったが、今ではアメリカ、カナダ、メキシコと次回ワールドカップ開催国に、コスタリカやパナマ、ジャマイカなどが入り、少し拡大した感があるが、やはり注目はブラジルとアルゼンチンだろう。

 EUROはスペイン、ドイツ、フランスを筆頭にイタリアやクロアチア。数えれば興味のある国は多い。まだグループリーグが終わったところでなんとも言えないが、オランダ、デンマーク、チェコにセルビア、ベルギーまで、Abemaが51試合を無料配信なんて…本当に感謝。楽しみでならない。どのカードを見ても面白い。

 コパ・アメリカもプレミアムチャンネルで配信だが、南米となるとヨーロッパとは違う。

 以前の僕であれば南米サッカーをマニアックに楽しみたかったが、ブラジル代表もパッとしないだけでなく、興味はブラジルーアルゼンチン戦くらいで、アルゼンチンとカナダが戦っても、ブラジルがどこ何処と戦っていても、サッカーを知るという勉強の意味では見なければと思うが、いちファンとしてはやはりEUROになってしまうのは…、日本のサッカーの流れだけではなく、世界のトレンドでありスタンダードなのであろう。

 残念だが、アルゼンチンーカナダにチャンネルを合わせてもテンションは上がらない。しかし見れば違う。学ぶべき部分も新しいこと知ることもできる。カナダ代表の進化や世界の流れを見ることは出来た。

 ただ、単純に僕が今の立場で感じるのは、EUROには華やかさとエンターテイメント性があり、見ていてシンプルに面白いということだ。

 それはそうであろう。南米のクラブも選手も、ほとんどがヨーロッパでプレーさせること、プレーすることを目指している。ブラジルにとって若手選手はレアル・マドリーでプレーさせるための原石なのだ。ブラジル代表の10番、9番を育てるのではないのだ…。

 南米の欧州化が進む中、南米にあって欧州にないものは…見比べればただ一つ。メッシがいるのが南米。いないのは欧州。世界でもメッシに次ぐスーパースターは育っていないようにも思える。
 
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