守備に走り回って肩で息をしていた9番の姿を見ると…。
ボスニア・ヘルツェゴビナのフィジカルに阻まれたという点では、岡崎は餌食になっていた。潰れ役にこそなっていたが、シュートに行くシーンは皆無。完全に抑えられていた。
ブルガリア戦を含めて気になったのは、岡崎の守りへの高すぎる意識。ハリルホジッチ監督が岡崎に代表戦でゴール量産を求めるなら、守備から解放すべきだ。ディフェンスに走り回って肩で息をしていた9番の姿を見ると、どうしてもそうした結論に行き着いてしまう。
もちろん、戦術上の役割はある。ただ、キリンカップでの岡崎のパフォーマンスを見るかぎり、守備が攻撃を上回っているように映るのだ。
レスターのように、セカンドストライカー的な岡崎が守備に回り、最前線にはヴァ―ディーが控えるようなシステムならまだしも、ハリルジャパンで岡崎が担っているのは3トップの真ん中である。そのシステムで岡崎が守備に力を注ぎすぎると、攻撃が停滞してしまうのは必然だろう。
ボスニア・ヘルツェゴビナのCF・ジュリッチは、デンマークとの準決勝も含めて全4得点。ゴールという結果こそすべて──。ストライカーはこうあるべきだという見本を示されたからこそ、岡崎もジュリッチの活躍を認めざるを得なかったのだろう。
ブルガリア戦を含めて気になったのは、岡崎の守りへの高すぎる意識。ハリルホジッチ監督が岡崎に代表戦でゴール量産を求めるなら、守備から解放すべきだ。ディフェンスに走り回って肩で息をしていた9番の姿を見ると、どうしてもそうした結論に行き着いてしまう。
もちろん、戦術上の役割はある。ただ、キリンカップでの岡崎のパフォーマンスを見るかぎり、守備が攻撃を上回っているように映るのだ。
レスターのように、セカンドストライカー的な岡崎が守備に回り、最前線にはヴァ―ディーが控えるようなシステムならまだしも、ハリルジャパンで岡崎が担っているのは3トップの真ん中である。そのシステムで岡崎が守備に力を注ぎすぎると、攻撃が停滞してしまうのは必然だろう。
ボスニア・ヘルツェゴビナのCF・ジュリッチは、デンマークとの準決勝も含めて全4得点。ゴールという結果こそすべて──。ストライカーはこうあるべきだという見本を示されたからこそ、岡崎もジュリッチの活躍を認めざるを得なかったのだろう。