【セルジオ越後の天国と地獄】代表初招集となった小林、大島への過度な期待は禁物だよ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2016年05月26日

「国内屈指の陣容を誇る浦和ですらベスト16。もはや“Jリーグの威厳”など皆無に等しい」

唯一、浦和だけがリーグ戦とACLの両方で奮闘していたが、それでもACLでベスト8に手が届かなかった。写真:徳原隆元

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 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で、浦和とFC東京がラウンド16で姿を消した。グループリーグ敗退のG大阪と広島を含めて、ベスト16の壁をどこも越えられないまま日本勢は全滅した。
 
 近年、Jリーグ勢はACLで勝てないイメージしかないね。そして、敗退しても『またか……』という印象でしかないほど、Jリーグは衰退している感がある。
 
 ACL出場の4クラブを見ると、リーグ戦で上々の結果を残しているのは浦和のみ。昨季リーグ王者の広島、天皇杯連覇のG大阪にしてもリーグ戦では今ひとつ。FC東京にいたっては、残留争いに巻き込まれそうな立場。そのような状況を考えれば、日本勢の苦戦は当然だろう。
 
 唯一、浦和だけがリーグ戦とACLの両方で奮闘していたが、それでもACLでベスト8に手が届かなかった。国内屈指の陣容を誇る浦和でこの有り様なのだから、もはや“Jリーグの威厳”など皆無に等しいよね。
 
 他国のレベルが向上した一方、相対的にJリーグのレベルが下がったとも言える。そのうえ、Jリーグには“真の名門クラブ”が存在しないように思うよ。名門とは勝利至上主義で、毎年のようにタイトル獲得が求められるようなクラブだ。
 
 その意味で、浦和、G大阪、広島は名門に近いとはいえ、時々好成績を残す程度で、ACLで早々に敗退しても御咎めなし。これで名門と言えるの? 結果を残せなければ、実際に踏み切るかどうかは別としても、“監督更迭”という議論があってもいいんじゃないかな。
 
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