「大島に関しては、この時期に呼ぶべきだったのか大きな疑問が残る」
6月に行なわれるキリンカップに向けて、日本代表メンバーが発表されたね。最も世間の耳目を集めるのは、A代表初招集となった磐田の小林祐希、川崎の大島僚太だ。
小林は92年生まれの24歳、大島は93年生まれの23歳で、いわゆるプラチナ世代。ふたりともハリルホジッチ監督が事前予告していたように、“若手枠”として初招集されたようだ。
ただ正直に言うと、実力で判断すれば、このふたり以上に選ばれるべき選手はいたと思う。その意味で、ふたりの招集は『Jリーグを逐一チェックしている』というメッセージでもあるのだろう。
とはいえ、大島に関しては、この時期に呼ぶべきだったのか大きな疑問が残る。浅野もそうだが、フランスでのトゥーロン国際大会に参加し、過密日程のなかで帰国即合流となれば疲労はピークに達する。
しかも、大島が所属する川崎は第1ステージの優勝争いを演じており、キーマンのひとりだ。今回の招集で疲労が蓄積し、近いうちに怪我となって表面化するリスクもあるだけに、招集のタイミングは考慮すべきだったかもしれない。
もっとも、小林と大島への過度の期待は禁物だ。過去の代表戦でも『初招集』だけならば数えきれないほどいた。問題は、ここから『定着』へステップアップを遂げられるか。その関門を通り抜けられるのは一握りしかいないからね。
もちろん、今回招集されたのは喜ばしいことだけど、現時点では「何もしていない」立場だ。試合に出場し、一定のパフォーマンスを披露し、そこで初めて評価の対象となる。それまで、過度に持ち上げるような提灯記事や報道は避けるべきだ。
小林は92年生まれの24歳、大島は93年生まれの23歳で、いわゆるプラチナ世代。ふたりともハリルホジッチ監督が事前予告していたように、“若手枠”として初招集されたようだ。
ただ正直に言うと、実力で判断すれば、このふたり以上に選ばれるべき選手はいたと思う。その意味で、ふたりの招集は『Jリーグを逐一チェックしている』というメッセージでもあるのだろう。
とはいえ、大島に関しては、この時期に呼ぶべきだったのか大きな疑問が残る。浅野もそうだが、フランスでのトゥーロン国際大会に参加し、過密日程のなかで帰国即合流となれば疲労はピークに達する。
しかも、大島が所属する川崎は第1ステージの優勝争いを演じており、キーマンのひとりだ。今回の招集で疲労が蓄積し、近いうちに怪我となって表面化するリスクもあるだけに、招集のタイミングは考慮すべきだったかもしれない。
もっとも、小林と大島への過度の期待は禁物だ。過去の代表戦でも『初招集』だけならば数えきれないほどいた。問題は、ここから『定着』へステップアップを遂げられるか。その関門を通り抜けられるのは一握りしかいないからね。
もちろん、今回招集されたのは喜ばしいことだけど、現時点では「何もしていない」立場だ。試合に出場し、一定のパフォーマンスを披露し、そこで初めて評価の対象となる。それまで、過度に持ち上げるような提灯記事や報道は避けるべきだ。