楽しみなラインメール青森との“ダービー”。
もうひとつ、今季のトピックスを挙げるとすれば、やっぱりラインメール青森が昇格してきたことですかね。こっちはJFLの先輩ではあるけれど、向こうは地域決勝(全国地域サッカーリーグ決勝大会)で優勝しているんですよ(註:八戸は地域決勝を経ずにJFL入会を認められた)。
東北リーグ時代からのライバルですし、全国リーグでダービーを戦うということで、県民の関心が集まるのは良いことだと思います。ただし「青森ダービー」と呼ばれるのは、ちょっとしゃくですね(笑)。松本と長野は「信州ダービー」じゃないですか。こっちの場合、南部(八戸)と津軽(青森)に分かれていたので、「南津ダービー」とかどうでしょう?
実は私、こう見えても高校時代はかなり真剣にサッカーをやっていて、国体にも出場しました。ジェフ市原の練習生になったこともあるんです。五輪代表監督の手倉森誠さんは私の高校(県立五戸)の先輩で、青森に帰省した時にはよく練習を見てもらいました。
ダジャレですか? いえいえ、かなり厳しい先輩でしたよ(笑)。リオ五輪では、本当に頑張っていただきたいですね。私は私で、これまで以上に愛するクラブを後押ししたいと思います。今季の八戸のスローガンは「ONE HEART」。心をひとつに応援して、さらなる高みを目指していきたいです!
――◆――◆――
■座右の銘:人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり
■歴代で最も尊敬する監督:望月一仁
■歴代で最も愛した選手:新井山祥智
■最も記憶に残る試合:2013年9月11日 天皇杯2回戦対横浜F・マリノス戦(ニッパツ三ツ沢球技場)
■理由:ヴァンラーレ八戸にとってJリーグクラブとの初対戦であり、しかも相手は憧れのマリノス。前半にまさかの先制ゴールを奪い、ベンチスタートの齋藤学をひっぱり出すも、その後は圧倒されて1−5の敗戦。クラブもチームもサポーターもすべてにおいて圧倒されました。完全アウェーの状態で、向こうのゴール裏もメインもバックもトリコロールになっていたのは、JFLでは味わえない迫力でしたね。今でも脳裏にしっかり焼きついています。
※当連載ではご登場いただけるサポーターの方を随時募集しています。ご興味のある方は、下記メールアドレスまで、氏名、どのような形でチームを応援しているか、応援時の写真、アンケート回答(座右の銘、歴代で最も尊敬する監督、歴代で最も愛した選手、最も記憶に残る試合とその理由、あなたにとって応援するクラブとは)をお願いいたします。カテゴリーは問いません(J3以下、なでしこリーグでも構いません)
weeklysd@nsks.com
宇都宮徹壱/うつのみや・てついち 1966年、東京都生まれ。97年より国内外で「文化としてのフットボール」をカメラで切り取る活動を展開中。近著に『フットボール百景』(東邦出版)。自称、マスコット評論家。公式メールマガジン『徹マガ』。http://tetsumaga.com/
東北リーグ時代からのライバルですし、全国リーグでダービーを戦うということで、県民の関心が集まるのは良いことだと思います。ただし「青森ダービー」と呼ばれるのは、ちょっとしゃくですね(笑)。松本と長野は「信州ダービー」じゃないですか。こっちの場合、南部(八戸)と津軽(青森)に分かれていたので、「南津ダービー」とかどうでしょう?
実は私、こう見えても高校時代はかなり真剣にサッカーをやっていて、国体にも出場しました。ジェフ市原の練習生になったこともあるんです。五輪代表監督の手倉森誠さんは私の高校(県立五戸)の先輩で、青森に帰省した時にはよく練習を見てもらいました。
ダジャレですか? いえいえ、かなり厳しい先輩でしたよ(笑)。リオ五輪では、本当に頑張っていただきたいですね。私は私で、これまで以上に愛するクラブを後押ししたいと思います。今季の八戸のスローガンは「ONE HEART」。心をひとつに応援して、さらなる高みを目指していきたいです!
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■座右の銘:人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり
■歴代で最も尊敬する監督:望月一仁
■歴代で最も愛した選手:新井山祥智
■最も記憶に残る試合:2013年9月11日 天皇杯2回戦対横浜F・マリノス戦(ニッパツ三ツ沢球技場)
■理由:ヴァンラーレ八戸にとってJリーグクラブとの初対戦であり、しかも相手は憧れのマリノス。前半にまさかの先制ゴールを奪い、ベンチスタートの齋藤学をひっぱり出すも、その後は圧倒されて1−5の敗戦。クラブもチームもサポーターもすべてにおいて圧倒されました。完全アウェーの状態で、向こうのゴール裏もメインもバックもトリコロールになっていたのは、JFLでは味わえない迫力でしたね。今でも脳裏にしっかり焼きついています。
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宇都宮徹壱/うつのみや・てついち 1966年、東京都生まれ。97年より国内外で「文化としてのフットボール」をカメラで切り取る活動を展開中。近著に『フットボール百景』(東邦出版)。自称、マスコット評論家。公式メールマガジン『徹マガ』。http://tetsumaga.com/