福岡――邦本と城後はまずまずの出来。チームとしては終盤に失速した。

【警告】柏=秋野(63分) 福岡=中村(18分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】輪湖直樹(柏)

2トップの一角に入った邦本は18歳とは思えぬ堂々としたプレーを披露した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
【福岡|採点・寸評】
GK
23 イ・ボムヨン 5.5
速い時間帯に失点し、リズムを崩しかけたが、12分に鎌田のヘッドを止め、42分に中川のシュートをビッグセーブ。 ただ、それ以外には見せ場は少なかった。
DF
19 堤 俊輔 5.5
失点につながるパスミスを犯す。それまで落ち着いたプレーを見せていただけにもったいなかった。
20 キム・ヒョヌン 5.5
D・オリヴェイラと激しくファイトしたが、1対1で振り切られ失点を招く。マークの受け渡しがうまくいかず相手をフリーにする場面も度々見られた。
26 田村 友 5.5
この日はボランチで出場。末吉よりも低い位置取りでビルドアップに積極的に絡んだ。一方守備では、柏のテンポの良いパス回しに悩み、マーカーを捕まえられていなかった。
MF
3 阿部 巧 4.5
近づけば裏のスペースを使われ、離れればスピードに乗られ突破を許す。伊東との1対1に苦戦し、困惑していた。
15 末吉隼也 5
前半はビルドアップに絡めず目立たない存在だった。後半途中までは素早い寄せで中盤を制圧するも、終盤はスタミナが切れたのか、キレがなくなってしまった。
22 中村北斗 5(71分OUT)
輪湖と武富のコンビネーションに苦慮していた印象。4バックの右SBに入り、守備に重きを置いた分、オーバーラップの機会も数えるほどだった。
27 邦本宜裕 6(76分OUT)
前線から精力的にボールを追いかけ、柏守備陣に圧力をかけた。攻撃でもパワフルなドリブルを見せ、56分には一瞬の隙を突いて、プロ初ゴール。福岡のなかで、その仕事ぶりは際立っていた。
FW
10 城後 寿 6
縦横無尽に走り回り、攻守に奮闘していた。ゴール前まで飛び出し、こぼれ球を押し込み追加点。2試合連続弾をゲットし、好調ぶりをアピールした。
11 坂田大輔 5.5(73分 OUT)
2列目から一気に裏のスペースに飛び出す縦への動きは迫力があった。ゴールに直接向かっていく動きをもっと出せれば脅威になったはずだ。
17 ウェリントン 5.5(64分OUT)
欲しいタイミングでなかなかボールが入ってこず、フラストレーションを溜めていた様子。ポストプレーが合わないシーンも見られ、攻撃の軸としては物足りなかった。
交代出場
MF
23 平井将生 5.5(64分 IN)
出た直後は快足で攻撃を活性化。ただ、チームが勢いを失うとともに存在感が薄れていった。
FW
7 金森健志 5.5 (73分IN)
守備で目立った。前線からだけでなく中盤まで下がってプレッシング。ファーストディフェンダーの役割をこなした。
FW
13 為田大貴 5(76分IN)
ボールを受けると、巧みな技術を活かして仕掛けたものの、如何せんポジションがゴールから遠かった。
監督
井原正巳 5.5
ハーフタイムの「誰も戦っていない! 球際にもっとくらいつこう」との指示が効き、後半に一時逆転。リードしてる状況でも守りに入らず、前線の選手を投入して攻めの姿勢を貫いたが、終盤に失速し、連勝はならなかった。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
23 イ・ボムヨン 5.5
速い時間帯に失点し、リズムを崩しかけたが、12分に鎌田のヘッドを止め、42分に中川のシュートをビッグセーブ。 ただ、それ以外には見せ場は少なかった。
DF
19 堤 俊輔 5.5
失点につながるパスミスを犯す。それまで落ち着いたプレーを見せていただけにもったいなかった。
20 キム・ヒョヌン 5.5
D・オリヴェイラと激しくファイトしたが、1対1で振り切られ失点を招く。マークの受け渡しがうまくいかず相手をフリーにする場面も度々見られた。
26 田村 友 5.5
この日はボランチで出場。末吉よりも低い位置取りでビルドアップに積極的に絡んだ。一方守備では、柏のテンポの良いパス回しに悩み、マーカーを捕まえられていなかった。
MF
3 阿部 巧 4.5
近づけば裏のスペースを使われ、離れればスピードに乗られ突破を許す。伊東との1対1に苦戦し、困惑していた。
15 末吉隼也 5
前半はビルドアップに絡めず目立たない存在だった。後半途中までは素早い寄せで中盤を制圧するも、終盤はスタミナが切れたのか、キレがなくなってしまった。
22 中村北斗 5(71分OUT)
輪湖と武富のコンビネーションに苦慮していた印象。4バックの右SBに入り、守備に重きを置いた分、オーバーラップの機会も数えるほどだった。
27 邦本宜裕 6(76分OUT)
前線から精力的にボールを追いかけ、柏守備陣に圧力をかけた。攻撃でもパワフルなドリブルを見せ、56分には一瞬の隙を突いて、プロ初ゴール。福岡のなかで、その仕事ぶりは際立っていた。
FW
10 城後 寿 6
縦横無尽に走り回り、攻守に奮闘していた。ゴール前まで飛び出し、こぼれ球を押し込み追加点。2試合連続弾をゲットし、好調ぶりをアピールした。
11 坂田大輔 5.5(73分 OUT)
2列目から一気に裏のスペースに飛び出す縦への動きは迫力があった。ゴールに直接向かっていく動きをもっと出せれば脅威になったはずだ。
17 ウェリントン 5.5(64分OUT)
欲しいタイミングでなかなかボールが入ってこず、フラストレーションを溜めていた様子。ポストプレーが合わないシーンも見られ、攻撃の軸としては物足りなかった。
交代出場
MF
23 平井将生 5.5(64分 IN)
出た直後は快足で攻撃を活性化。ただ、チームが勢いを失うとともに存在感が薄れていった。
FW
7 金森健志 5.5 (73分IN)
守備で目立った。前線からだけでなく中盤まで下がってプレッシング。ファーストディフェンダーの役割をこなした。
FW
13 為田大貴 5(76分IN)
ボールを受けると、巧みな技術を活かして仕掛けたものの、如何せんポジションがゴールから遠かった。
監督
井原正巳 5.5
ハーフタイムの「誰も戦っていない! 球際にもっとくらいつこう」との指示が効き、後半に一時逆転。リードしてる状況でも守りに入らず、前線の選手を投入して攻めの姿勢を貫いたが、終盤に失速し、連勝はならなかった。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。