1トップ・2シャドーが機能しないなか、右ウイングバックの関根が躍動感を与える。

関根は持ち前の機動力とドリブルでの突破力を存分に活かしてFCソウルの脅威となった。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

14分に「クロスで折り返したつもりだった」という宇賀神のシュートが決まり浦和が先制。この1点を守り切った。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)
MF
24 関根貴大 6.5(81分OUT)
1トップ・2シャドーのトライアングルがなかなか機能しないなか、恐れず果敢に挑みかかり前線に躍動感を与えた。57分の柏木のリスタートからのスルーパスに抜け出たシーンでは、GKより先にボールに触れて押し込んだが、わずかに枠から外れた。ゴールには絡めなかったが、勝利への貢献度は間違いなく高かった。
10 柏木陽介 6
ほとんどミスなく、チームの舵取りをしていた。この日効いていたのがセカンドボールへの対応。何度も拾い、ゴール前の混戦でマイボールになった際は、“気の利く”位置でパスを受けて次に展開していた。ただ、決定的なチャンスを作り出せなかったのは、次への課題だ。
22 阿部勇樹 6.5
これは危ない――という場面で身体を張って対応。中盤の軸だったオスマール・バルバに空中戦や1対1で勝って、ビルドアップに加わらせなかった。
3 宇賀神友弥 7(72分OUT)
森脇のサイドチェンジにトップスピードに乗って左足で合わせ、クロス性のショットが直接ゴールネットを揺らす。左サイドでアップダウンを繰り返して貢献した。一方、クロスの精度、守備の対応には課題を残した。試合後、「ソウルは一番強い相手だと言われていただけに、勝てて素直に嬉しい。(決勝点は)クロスで折り返したつもりだった。厳しい試合だったが、球際では負けていなかった。みんなの気持ちが乗り移ったゴールだった」と語った。
20 李 忠成 5.5
パワーのあるプレッシングは、キックモーションの大きい相手DF陣に対し効果を発揮していた。しかし、前線の他の選手と連動して崩せず。スローインへの判定に抗議してイエローカードを受けたのは、チームとしても次戦以降の反省点としたい。
9 武藤雄樹 5.5(65分OUT)
何度か森脇からのクサビのパスを引き出し、フリーランで宇賀神の先制点にも絡んだ。ただ、なかなかボールが収まらず、ボールが入った時の判断も遅かった。今季は状態が悪い時も、悪い時なりに守備などで貢献してきたが、この日は彼らしいスプリントを活かしたプレーもあまり見られなかった。
24 関根貴大 6.5(81分OUT)
1トップ・2シャドーのトライアングルがなかなか機能しないなか、恐れず果敢に挑みかかり前線に躍動感を与えた。57分の柏木のリスタートからのスルーパスに抜け出たシーンでは、GKより先にボールに触れて押し込んだが、わずかに枠から外れた。ゴールには絡めなかったが、勝利への貢献度は間違いなく高かった。
10 柏木陽介 6
ほとんどミスなく、チームの舵取りをしていた。この日効いていたのがセカンドボールへの対応。何度も拾い、ゴール前の混戦でマイボールになった際は、“気の利く”位置でパスを受けて次に展開していた。ただ、決定的なチャンスを作り出せなかったのは、次への課題だ。
22 阿部勇樹 6.5
これは危ない――という場面で身体を張って対応。中盤の軸だったオスマール・バルバに空中戦や1対1で勝って、ビルドアップに加わらせなかった。
3 宇賀神友弥 7(72分OUT)
森脇のサイドチェンジにトップスピードに乗って左足で合わせ、クロス性のショットが直接ゴールネットを揺らす。左サイドでアップダウンを繰り返して貢献した。一方、クロスの精度、守備の対応には課題を残した。試合後、「ソウルは一番強い相手だと言われていただけに、勝てて素直に嬉しい。(決勝点は)クロスで折り返したつもりだった。厳しい試合だったが、球際では負けていなかった。みんなの気持ちが乗り移ったゴールだった」と語った。
20 李 忠成 5.5
パワーのあるプレッシングは、キックモーションの大きい相手DF陣に対し効果を発揮していた。しかし、前線の他の選手と連動して崩せず。スローインへの判定に抗議してイエローカードを受けたのは、チームとしても次戦以降の反省点としたい。
9 武藤雄樹 5.5(65分OUT)
何度か森脇からのクサビのパスを引き出し、フリーランで宇賀神の先制点にも絡んだ。ただ、なかなかボールが収まらず、ボールが入った時の判断も遅かった。今季は状態が悪い時も、悪い時なりに守備などで貢献してきたが、この日は彼らしいスプリントを活かしたプレーもあまり見られなかった。