契約延長は時間の問題と言われながら、まったく進展がない。
5月10日にフンメルスのバイエルン移籍が決まった。一方、マンチェスター・Cへの移籍が濃厚と言われていたギュンドアンは先頃、全治5か月の重傷を負ったため、去就が不透明になっている。
では、ムヒタリアンはどうなるのか? 契約延長は時間の問題と言われながら、まったく進展がない。彼が契約書になかなかサインをしないのは、敏腕代理人のミーノ・ライオラがある条項を盛り込もうとしているからだ。一定金額のオファーが届けば移籍できるというその条件を、ハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOは認めないと主張している。ムヒタリアンを放出すれば高額の売却益が舞い込むだろうが、チーム力の低下は避けられない。
対して獲得候補のひとりが、欧州最大のタレントのひとりと言われる18歳のウスマンヌ・デンベレ(レンヌ)だ。本人はドルトムント移籍に前向きのようだが、クラブとの交渉が長引いている。
はたして、誰が去り、誰が加わるのか。その動向から目が離せない。
文:マルクス・バーク
翻訳:円賀貴子
【著者プロフィール】
Marcus BARK(マルクス・バーク)/地元のドルトムントに太いパイプを持つフリージャーナリストで、ドイツ第一公共放送・ウェブ版のドイツ代表番としても活躍中。国外のリーグも幅広くカバーし、複数のメジャー媒体に寄稿する。1962年7月8日生まれ。
では、ムヒタリアンはどうなるのか? 契約延長は時間の問題と言われながら、まったく進展がない。彼が契約書になかなかサインをしないのは、敏腕代理人のミーノ・ライオラがある条項を盛り込もうとしているからだ。一定金額のオファーが届けば移籍できるというその条件を、ハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOは認めないと主張している。ムヒタリアンを放出すれば高額の売却益が舞い込むだろうが、チーム力の低下は避けられない。
対して獲得候補のひとりが、欧州最大のタレントのひとりと言われる18歳のウスマンヌ・デンベレ(レンヌ)だ。本人はドルトムント移籍に前向きのようだが、クラブとの交渉が長引いている。
はたして、誰が去り、誰が加わるのか。その動向から目が離せない。
文:マルクス・バーク
翻訳:円賀貴子
【著者プロフィール】
Marcus BARK(マルクス・バーク)/地元のドルトムントに太いパイプを持つフリージャーナリストで、ドイツ第一公共放送・ウェブ版のドイツ代表番としても活躍中。国外のリーグも幅広くカバーし、複数のメジャー媒体に寄稿する。1962年7月8日生まれ。