ドイツ代表のレーブ監督がサプライズ招集を検討。
これだけのハイパフォーマンスを見せつけられれば、ファンが黙っているはずがなく、ブラントをEURO2016の秘密兵器に推す声が高まっている。現地紙『ビルト』によれば、ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督が彼の招集を検討しているそうだ。実際、レーブ本人も「いろんな選手の名前が頭の中にある。(サプライズ選出の)可能性はある」と話していた。
たしかにブラントのEURO行きはありえるだろう。例えば、なかなかトップフォームを取り戻せないヴォルフスブルクのアンドレ・シュールレにとって代わって、メンバー入りを果たす可能性は十分にある。
もしEURO行きを逃したとしても、8月に開催されるリオデジャネイロ五輪がある。
「A代表はまだ早すぎる気がする。でも、オリンピックなら現実的に考えらえるし、行く気もあるよ。もちろん監督が選んでくれるかはわからないけど、出場できたら嬉しいね」
ブラントはそう期待に胸を膨らませていた。どちらの大会に出るにせよ、国際舞台でどのような活躍を見せるか、興味が尽きない。
文:中野吉之伴
【著者プロフィール】
中野吉之伴/ドイツ・フライブルク在住の指導者。09年にドイツ・サッカー連盟公認のA級コーチングライセンス(UEFAのAレベルに相当)を取得。SCフライブルクでの実地研修を経て、現在はFCアウゲンのU-19(U-19の国内リーグ3部)でヘッドコーチを務める。77年7月27日生まれ、秋田県出身。
たしかにブラントのEURO行きはありえるだろう。例えば、なかなかトップフォームを取り戻せないヴォルフスブルクのアンドレ・シュールレにとって代わって、メンバー入りを果たす可能性は十分にある。
もしEURO行きを逃したとしても、8月に開催されるリオデジャネイロ五輪がある。
「A代表はまだ早すぎる気がする。でも、オリンピックなら現実的に考えらえるし、行く気もあるよ。もちろん監督が選んでくれるかはわからないけど、出場できたら嬉しいね」
ブラントはそう期待に胸を膨らませていた。どちらの大会に出るにせよ、国際舞台でどのような活躍を見せるか、興味が尽きない。
文:中野吉之伴
【著者プロフィール】
中野吉之伴/ドイツ・フライブルク在住の指導者。09年にドイツ・サッカー連盟公認のA級コーチングライセンス(UEFAのAレベルに相当)を取得。SCフライブルクでの実地研修を経て、現在はFCアウゲンのU-19(U-19の国内リーグ3部)でヘッドコーチを務める。77年7月27日生まれ、秋田県出身。