OAのラスト1枠は、より層が薄いCBに
それでも、決して状態が悪かったわけではなく、動き出しやゴール前に入るタイミングはピカイチ。守備での貢献度も高く、ファーストDFとしての存在感は絶大だった。
実際に守備でチームを助けつつ、カタールとの準々決勝(4-2)では延長戦で決勝点をゲット。イラクとの準決勝(2-0)でも得点した。「感覚的にも戻ってきていますし、取れる自信も出てきている。去年みたいな感覚に戻ってきている感覚はあります」という言葉に嘘偽りはない。
大岩ジャパンで一気に調子を上げると、帰国後も状態を維持して第14節の湘南戦(2-1)で今季初ゴールをマークしている。
もちろん、メンバー発表のタイミングでどのような状況になっているかは分からず、上田綺世(フェイエノールト)や小川航基(NEC)といったA代表組や、大迫勇也(神戸)といった実績十分のストライカーの力を借りる手もあるが、現時点では細谷に対する信頼は揺るがない。
実際に守備でチームを助けつつ、カタールとの準々決勝(4-2)では延長戦で決勝点をゲット。イラクとの準決勝(2-0)でも得点した。「感覚的にも戻ってきていますし、取れる自信も出てきている。去年みたいな感覚に戻ってきている感覚はあります」という言葉に嘘偽りはない。
大岩ジャパンで一気に調子を上げると、帰国後も状態を維持して第14節の湘南戦(2-1)で今季初ゴールをマークしている。
もちろん、メンバー発表のタイミングでどのような状況になっているかは分からず、上田綺世(フェイエノールト)や小川航基(NEC)といったA代表組や、大迫勇也(神戸)といった実績十分のストライカーの力を借りる手もあるが、現時点では細谷に対する信頼は揺るがない。
仮に今後、ゴールから遠ざかったとしても、チームへの貢献度を考えれば、軸に据えない理由は見当たらないだろう。
細谷の復調を考えれば、FWではなく、より層が薄いCBにOAのラスト1枠を使ったほうがチーム力アップも見込める。U-23アジア杯で好パフォーマンスを見せた高井幸大も、川崎で出場機会を失いつつあり、不安は依然として解消されていないからだ。
そうしたチーム事情を踏まえれば、センターフォワードは細谷を軸に据え、サブの候補として、サイドでもプレーできる藤尾翔太(町田)や小田裕太郎(ハーツ)、ボックス内で強みを発揮できる福田師王(ボルシアMG)らがリストアップされそうだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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細谷の復調を考えれば、FWではなく、より層が薄いCBにOAのラスト1枠を使ったほうがチーム力アップも見込める。U-23アジア杯で好パフォーマンスを見せた高井幸大も、川崎で出場機会を失いつつあり、不安は依然として解消されていないからだ。
そうしたチーム事情を踏まえれば、センターフォワードは細谷を軸に据え、サブの候補として、サイドでもプレーできる藤尾翔太(町田)や小田裕太郎(ハーツ)、ボックス内で強みを発揮できる福田師王(ボルシアMG)らがリストアップされそうだ。
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