G大阪――エースとチームの復調。この“二兎”を得られるか。
J1リーグ1stステージ・8節
アビスパ福岡 – ガンバ大阪
4月24日(日)/13:00/レベルファイブスタジアム
ガンバ大阪
1stステージ成績(7節終了時):8位 勝点9 3勝0分4敗 8得点・8失点
【最新チーム事情】
●19日のACL・水原三星に1-2と敗れ、グループリーグ敗退が決定。
●長谷川監督は、水原三星戦でPK失敗の宇佐美を休ませる可能性も示唆。
●水原三星戦で、怪我を抱えながら強行でベンチ入りした井手口。現在は怪我の回復を優先。
●20日の練習試合・関大戦で、CBの岩下が安定したプレーを披露。今季初出場の可能性も。
●右SBは、米倉に代わって初瀬の先発も。
【担当記者の視点】
チームの流れは悪い。3月のACL・上海上港戦を皮切りに4連敗を喫するも、6節の仙台戦は長沢、宇佐美、アデミウソンのゴールで3-1と勝利。ようやく波に乗るかと思った矢先、7節の柏戦に0-1で敗れると、続くACL水原三星戦も落とし、早々にACL敗退が決まった。「アジア制覇」を掲げたチームの野望は、開幕から2か月で潰えたのだ。
選手たちは一様に気持ちの切り替えを口にするが、なかでも気掛かりなのが宇佐美だろう。19日の水原三星戦でPKを二度失敗し、決定機も外しており、敗戦の責任を痛感している。長谷川監督は、宇佐美の精神状態次第では、福岡戦で起用しない可能性を示唆している。
またコンディションなどを考慮し、他のポジションでも入れ替えは十分あり得る。右SBは米倉に代わり、ルーキーの初瀬が起用か。活きの良い若手が躍動し、チームを活性化するか注目だ。
もっとも、悪い流れを断ち切る意味で、今節は最大のチャンスだろう。福岡は今季いまだリーグ未勝利で、G大阪にとっては格好の“カモ”になり得る。また岩下が長期離脱から戻る可能性があり、反撃態勢を整えるための追い風が吹いている。快勝して、いかに悪いイメージを払拭できるか。ただし、「負けられない」というプレッシャーが悪い方向に転べば、福岡に足をすくわれても不思議はない。
エースとチームの復調――。この“二兎”を得られるかに注目が集まる。
※『サッカーダイジェスト4月14日発売号』では、「J1・J2リーグ別 最新“クラブ番付”をお届けします。J1の18チーム、J2の22チームを、編集部独自の8項目で査定し、ランキング化してみました。果たして、それぞ総合トップに立ったのは?また大久保嘉人選手、西大伍選手、清武功暉選手、岩波拓也選手の独占インタビューも掲載。クラブダイジェストの名古屋編では、永井謙佑選手と田口泰士選手の対談などをお送りします。2・3月のJ1MVPに輝いた中村憲剛選手が第1回目のゲストで登場する新連載にも注目。今号もボリューム満点の内容でお届けします。
アビスパ福岡 – ガンバ大阪
4月24日(日)/13:00/レベルファイブスタジアム
ガンバ大阪
1stステージ成績(7節終了時):8位 勝点9 3勝0分4敗 8得点・8失点
【最新チーム事情】
●19日のACL・水原三星に1-2と敗れ、グループリーグ敗退が決定。
●長谷川監督は、水原三星戦でPK失敗の宇佐美を休ませる可能性も示唆。
●水原三星戦で、怪我を抱えながら強行でベンチ入りした井手口。現在は怪我の回復を優先。
●20日の練習試合・関大戦で、CBの岩下が安定したプレーを披露。今季初出場の可能性も。
●右SBは、米倉に代わって初瀬の先発も。
【担当記者の視点】
チームの流れは悪い。3月のACL・上海上港戦を皮切りに4連敗を喫するも、6節の仙台戦は長沢、宇佐美、アデミウソンのゴールで3-1と勝利。ようやく波に乗るかと思った矢先、7節の柏戦に0-1で敗れると、続くACL水原三星戦も落とし、早々にACL敗退が決まった。「アジア制覇」を掲げたチームの野望は、開幕から2か月で潰えたのだ。
選手たちは一様に気持ちの切り替えを口にするが、なかでも気掛かりなのが宇佐美だろう。19日の水原三星戦でPKを二度失敗し、決定機も外しており、敗戦の責任を痛感している。長谷川監督は、宇佐美の精神状態次第では、福岡戦で起用しない可能性を示唆している。
またコンディションなどを考慮し、他のポジションでも入れ替えは十分あり得る。右SBは米倉に代わり、ルーキーの初瀬が起用か。活きの良い若手が躍動し、チームを活性化するか注目だ。
もっとも、悪い流れを断ち切る意味で、今節は最大のチャンスだろう。福岡は今季いまだリーグ未勝利で、G大阪にとっては格好の“カモ”になり得る。また岩下が長期離脱から戻る可能性があり、反撃態勢を整えるための追い風が吹いている。快勝して、いかに悪いイメージを払拭できるか。ただし、「負けられない」というプレッシャーが悪い方向に転べば、福岡に足をすくわれても不思議はない。
エースとチームの復調――。この“二兎”を得られるかに注目が集まる。
※『サッカーダイジェスト4月14日発売号』では、「J1・J2リーグ別 最新“クラブ番付”をお届けします。J1の18チーム、J2の22チームを、編集部独自の8項目で査定し、ランキング化してみました。果たして、それぞ総合トップに立ったのは?また大久保嘉人選手、西大伍選手、清武功暉選手、岩波拓也選手の独占インタビューも掲載。クラブダイジェストの名古屋編では、永井謙佑選手と田口泰士選手の対談などをお送りします。2・3月のJ1MVPに輝いた中村憲剛選手が第1回目のゲストで登場する新連載にも注目。今号もボリューム満点の内容でお届けします。