【広島】帰ってきた“ドクトル・カズ”。百戦錬磨の男が「良いサッカーではなく、勝つサッカーに徹する」と語った真意とは?

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年04月16日

「1-0は強いチームじゃないとできない。そういう意味で、自信になる勝利だった」

「もっとコンディションが上がれば、良い守備から良い攻撃につなげられると思う」とコメント。ショートカウンターなどの攻撃参加にも意欲を見せた。 (C)J.LEAGUE PHOTOS

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 やはり、ボランチに森﨑和が入るとチームが締まる――。その存在の大きさを、チームメイトや指揮官も改めて感じたようだ。
 
「カズさんが戻ってきてビルドアップのところは非常に安定していた」(青山)
 
「カズさんは偉大すぎで頭が上がらない」(塩谷司)
 
「今日のMVPだと思う。しっかり潰すところは潰していた」(丸谷拓也)
 
「カズは試合に出たいという気持ち、試合に飢えているという気持ちを(プレーで)表現してくれた。選手全員が『今の立ち位置から這い上がっていく』、『上位に食らいついていくんだ』という魂を見せてくれたが、その先頭に立って戦い、チームを勝利に導いてくれたと思う」(森保監督)
 
 広島は現在ACLを含めた公式戦10連戦の真っ只中。選手個々のコンディションにムラがあり、武器とする「全員攻撃・全員守備」の統制が取れない時間帯も見受けられる。そんな苦しい状況だからこそ、しっかりと勝点を重ねていくには「割り切り」が必要だと森﨑和は語る。
 
「本当はテンポの速いサッカーをしたいけど、(連戦の)コンディションも考えたうえでのこと。失点しないのが一番だし、しっかりゲームコントロールして、最後に勝っていればいい。今は“良いサッカー”を望んでいないというか、“勝つサッカー”を目指してやっている。(今日のように)1-0で勝つのは難しいことで、強いチームじゃないとできない。そういう意味では自信になる勝利だった。自分自身、もっとコンディションが上がれば、良い守備から良い攻撃につなげられると思う」
 
 2度目のリーグ連覇を目指すチームに、なんとも頼もしい男が帰ってきた。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
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