組合せを受けて、手倉森監督は「良い相手だなと思った。ナイジェリアがキーになる国」。
4月15日、J1リーグ7節のG大阪対柏にU-23代表の手倉森誠監督が視察に訪れ、前日に行なわれたリオ五輪のグループリーグ組分けについて率直な想いを語った。対戦3か国のイメージから、注目を集めるオーバーエイジの人選、そして国民に向けたメッセージまで、話は多岐にわたった。
■グループB
スウェーデン(欧州予選優勝)
コロンビア(南米予選準優勝)
ナイジェリア(アフリカ予選優勝)
日本(アジア予選優勝)
※グループA~Dの組分けは、最終ページを参照。
■グループB対戦日程
8月5日(金) ナイジェリア×日本@マナウス/10:00
8月8日(月) 日本×コロンビア@マナウス/10:00
8月11日(木) 日本×スウェーデン@サルバドール/7:00
※時間は日本時間
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――組合わせを受けて、率直な感想は?
良い相手だなと思った。勝ち上がっていきたい時に、我々の立場からすれば、一段ずつ駆け上がっていきたいという相手が並んだ。まぁ強豪揃いですけど。
――気になっている相手は?
予選を見たら、最初に当たるナイジェリア。メキシコ(五輪/1968年)の銅メダルの時は、ナイジェリアに勝ってメダルまでたどり着いている(グループリーグ初戦で対戦し、釜本のハットトリックで3-1と勝利)。それ以降のオリンピックでは、ナイジェリアに負けていて、ナイジェリアはメダルを獲っている。キーになる国だなという意識はある。
――今日、G大阪対柏の視察に来た理由は?
この間のキャンプで、この両チームから招集をかけていなかった。U-23の選手たちをまずみたいなというのと、あと情報取集。井手口(陽介/G大阪/MF)がどうか気になっていますし。
――オーバーエイジの採用が決まりましたが、求めるものは?
世界と戦えて、若い選手たちの可能性を高めてくれる選手が必要だと思う。オーバーエイジと言うぐらいだから、経験がある選手なわけで、その経験を十分落とし込んでもらいたい。