• トップ
  • ニュース一覧
  • 【リオ五輪代表】五輪に挑むメンバーは? 現時点での実績・調子からオーバーエイジを除く15人を占う

【リオ五輪代表】五輪に挑むメンバーは? 現時点での実績・調子からオーバーエイジを除く15人を占う

カテゴリ:日本代表

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年04月15日

【当確|主将、エースナンバー10、欧州組、CBトリオは鉄板】

キャプテンとして攻守でチームを牽引する遠藤の存在なくして、“手倉森ジャパン”の躍進は考えられない。リオでも持ち前のリーダーシップを発揮するはずだ。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

岩波(4番)と植田(5番)の“ツインタワー”、さらに川崎でレギュラーを奪った奈良を加えたCBトリオは、リオ五輪世代の中で「今、最も充実している」と言っても過言ではない。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

【当確】
GK 櫛引政敏(鹿島)
DF 岩波拓也(神戸)、植田直通(鹿島)、奈良竜樹(川崎)
MF 遠藤 航(浦和)、中島翔哉(FC東京)、南野拓実(ザルツブルク)
FW 久保裕也(ヤングボーイズ)

 
 キャプテンの遠藤、「10番」を背負う中島、欧州組の南野と久保、立ち上げ当初から守備の中心として働く植田と岩波は、もはや“鉄板”だろう。
 
 CBは、そこに奈良を加えたトリオでほぼ当確と見る。3人は全員身長180センチ以上、エアバトルに強く、屈強な相手に対抗も可能だ。所属クラブで今季全試合に先発出場しており、リオ五輪世代の中で「今、最も充実している」と言っても過言ではない。それだけに、このポジションでオーバーエイジ枠を使う可能性は低いはずだ。
 
 攻撃陣に目を移すと、欧州組の久保と南野は五輪最終予選前に比べて所属クラブで途中出場が増えている。とはいえ、久保は先発した4月9日のルガノ戦で今季7点目、3月のザンクト・ガレン戦でも出場わずか6分の間にゴールをマーク。鈴木が長期離脱(左大腿四頭筋肉離れで全治約3か月)で本大会出場に黄信号が灯っているだけに、「エース久保」は外せない。
 
 FC東京でベンチ入りできず、J3のFC東京U-23でプレーしている中島は、静岡合宿の清水戦でも結果を残せなかった。「対世界」と考えると強敵と対峙した際の実戦感覚に不安を覚えるが、チーム発足以降最も多くのゴールを奪い、手倉森監督の信頼も厚い。これまでの実績を加味すれば、当確に振り分けても違和感はないだろう。
 
 GKにノミネートした櫛引は、「正守護神」という意味ではなく、まずは「リオ行き」という観点で当確とした。今季、さらなるレベルアップを目指して鹿島に移籍したものの、ベテラン曽ヶ端の牙城を崩せず、第2GKに甘んじている。代表ではライバルたちが印象的なパフォーマンスを見せられていないため、序列トップは守られている状態。ただ、守護神の座をより確実なものにするには、クラブでのアピールはマストになる。
 
 

チーム発足以降最も多くのゴールを奪っている中島(右)、最終予選で不完全燃焼に終わった南野(左)のアタッカー陣は、リオでの活躍を誓う。 (C)Getty Images

画像を見る

【関連記事】
【リオ五輪代表】落選組の野津田が挑むラストチャンス。「アイツは“持っている”」と手倉森監督が評するレフティの決意とは?
【リオ五輪代表】初招集組で明暗。ボール奪取でアピールした橋本。小川と三丸のSB勢はインパクト不足に終わる
【リオ五輪代表】楽しむスタンスは崩さない――。中島翔哉が「一番違いが出せる選手」への挑戦を誓う
【リオ五輪代表】世界のスタンダードに追い付くために――。岩波が主将・副将不在のチームを牽引する
【リオ五輪代表】ようやく「スタートラインに立った」小川諒也。自慢のクロスで五輪への扉を開けるか?
【リオ五輪】日本は"死の組"へ。ナイジェリア、コロンビア、スウェーデンとの対戦日程をチェック
【リオ五輪】強豪揃いのB組入りも、手倉森監督は「日本にとっては良いグループ」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ