最終節のサウジアラビア戦を消化試合にする意味でも…。
最終予選での注目点のひとつが、15年のアジアカップで戦ったUAEとの対戦だろう。
オーストラリアで開催されたアジアカップ、日本は準々決勝でUAEにPK戦の末敗れた。そこから監督が代わり(アギーレ→ハリルホジッチ)、2次予選を経てどう成長したのか──。日本の進化を測る“ひとつの物差し”になりそうだ。
UAEとのホームゲームは、おそらく日本が攻め込む展開になるだろう。そうなれば、まさにアジアカップの準々決勝と同じ様相となる。
シドニーで激突した際は、立ち上がりにカウンターからあっさり失点するなど守備陣の脆さだけでなく、決定機をなかなか決め切れない攻撃陣の不甲斐なさも目に付いた。アジアカップでの悪夢を払拭するためにも、UAE戦はとりわけ重要なのだ。
ポット1のオーストラリアを警戒するのは当たり前で、ポット6のタイも2次予選はイラクを抑えて首位通過した難敵だ。どの相手に対しても勝ち星が計算しにくい最終予選では、初戦の勝敗がその後の戦いに大きく影響する。
できれば避けたいのは、最終節までグループの2位以内を確保できない状況だ。最終節のサウジアラビアとのアウェーゲームは言うまでもなく、長距離移動、時差、酷暑と厳しい環境下での戦いが強いられる。そのうえ、「結果を残さないといけない」というプレッシャーも重ねれば、チームが困難に陥る可能性はありそうだ。
このサウジアラビア戦を消化試合にするためにも、最終予選は白星スタートを飾りたい。
文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
オーストラリアで開催されたアジアカップ、日本は準々決勝でUAEにPK戦の末敗れた。そこから監督が代わり(アギーレ→ハリルホジッチ)、2次予選を経てどう成長したのか──。日本の進化を測る“ひとつの物差し”になりそうだ。
UAEとのホームゲームは、おそらく日本が攻め込む展開になるだろう。そうなれば、まさにアジアカップの準々決勝と同じ様相となる。
シドニーで激突した際は、立ち上がりにカウンターからあっさり失点するなど守備陣の脆さだけでなく、決定機をなかなか決め切れない攻撃陣の不甲斐なさも目に付いた。アジアカップでの悪夢を払拭するためにも、UAE戦はとりわけ重要なのだ。
ポット1のオーストラリアを警戒するのは当たり前で、ポット6のタイも2次予選はイラクを抑えて首位通過した難敵だ。どの相手に対しても勝ち星が計算しにくい最終予選では、初戦の勝敗がその後の戦いに大きく影響する。
できれば避けたいのは、最終節までグループの2位以内を確保できない状況だ。最終節のサウジアラビアとのアウェーゲームは言うまでもなく、長距離移動、時差、酷暑と厳しい環境下での戦いが強いられる。そのうえ、「結果を残さないといけない」というプレッシャーも重ねれば、チームが困難に陥る可能性はありそうだ。
このサウジアラビア戦を消化試合にするためにも、最終予選は白星スタートを飾りたい。
文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)