レギュラー争いは熾烈。川島の経験値の高さも認める指揮官。
ただ、西川が存在感を示す一方、守護神争いが熾烈を極めているのも事実だ。
今回のアフガニスタン戦(3月24日)、シリア戦では、昨年6月のシンガポール戦以来、約9か月ぶりに川島が復帰。筋肉系の負傷の影響で、出場こそなかったが、「数年に渡り先発の座にあり続けた素晴らしい選手。そういう選手を簡単には除外できない。GKとして良い年齢に差し掛かっているし、人間性が素晴らしい。チームが成功する雰囲気を作ってほしい」と、ハリルホジッチ監督はその経験値の高さを認める。
また、本人も代表から遠ざかっていた点については「焦りはないですね。自分のやることは変わらない。長く自分がプレーしてきた分、チームに還元できることはあると思うし、自分には自負があるので続けてやっていくだけです」と、確かな口調で語る。
さらにアフガニスタン戦で先発した東口もふたりの間に割って入ろうとしている。指揮官は東口のフィードの速さと正確性を評価しているという。
振り返ればこれまでの日本代表も川口、楢﨑といった実力者が激しいレギュラー争いを展開し、切磋琢磨してきた。西川は最終予選でも無失点記録継続へ挑むことになるが、川島、東口が守護神の座を奪ってもなんら不思議はない。
今後、ハリルホジッチ監督の信頼を掴むのは誰か。リーグ戦でのパフォーマンスを通じながら、競争を見守っていきたい。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
今回のアフガニスタン戦(3月24日)、シリア戦では、昨年6月のシンガポール戦以来、約9か月ぶりに川島が復帰。筋肉系の負傷の影響で、出場こそなかったが、「数年に渡り先発の座にあり続けた素晴らしい選手。そういう選手を簡単には除外できない。GKとして良い年齢に差し掛かっているし、人間性が素晴らしい。チームが成功する雰囲気を作ってほしい」と、ハリルホジッチ監督はその経験値の高さを認める。
また、本人も代表から遠ざかっていた点については「焦りはないですね。自分のやることは変わらない。長く自分がプレーしてきた分、チームに還元できることはあると思うし、自分には自負があるので続けてやっていくだけです」と、確かな口調で語る。
さらにアフガニスタン戦で先発した東口もふたりの間に割って入ろうとしている。指揮官は東口のフィードの速さと正確性を評価しているという。
振り返ればこれまでの日本代表も川口、楢﨑といった実力者が激しいレギュラー争いを展開し、切磋琢磨してきた。西川は最終予選でも無失点記録継続へ挑むことになるが、川島、東口が守護神の座を奪ってもなんら不思議はない。
今後、ハリルホジッチ監督の信頼を掴むのは誰か。リーグ戦でのパフォーマンスを通じながら、競争を見守っていきたい。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)