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【日本代表】「久しぶりに代表で楽しめた」清武。アフガ二スタン戦で活躍できた背景には…

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2016年03月26日

柔軟になった清武のスタンス。

同世代の金崎(左)とも良いコンビネーションを披露。パートナーを選ばない柔軟性は、清武の強みのひとつだ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト編集部)

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 そんな清武は、アフガニスタン戦の“どこに”楽しさを感じたのだろうか。

「新しいフォーメーションでしたし、とても新鮮だった。そこも楽しかった。たくさんボールに触って、たくさん攻撃に絡む。そうした役割を実践できたところが楽しかったです。充実した試合でした。あれを強い相手でもやらないといけないのは、改めて思いました」

 清武のパフォーマンスは、メンバーに左右されない。パートナーを選ばない柔軟性は、このMFの強みのひとつだ。

「誰が入っても打ち合わせはしなかったでしょう。あの試合は、岡ちゃんと夢生くんがどんどんゴール前に行ってくれたので、それに乗せられてという気持ちはあった。あのふたりに引っ張られたというか、そういう部分もありました」

 今の清武は、ハリルホジッチ監督の指図どおりに動いているわけではない。「もちろん、決まりごとは言われますけど」というコメントの後にこう続けた。

「監督も言っています。『私は選手にアイデアを与えているだけで、ピッチで示すのは君たちだ』って。アフガニスタン戦でハセさん(長谷部誠)が前半の途中に円陣を作って話したのもそうですけど、これからもああいうのは必要だと思います」

 ハリルホジッチ監督の就任当初は「忠実にプレーしようと思っていた」清武の思考が、ここにきてだいぶ柔軟になってきた。

「監督の求めることをしつつ、みんなの考え、自分の考えでやるのも必要」

 監督の単なる操り人形にならない。清武は少しずつだが、確実に大人のプレーヤーになっている。

「今大事なのはシリア戦。個人の結果、想いをそこまで出すべきではないと思っています。日本代表が強くなるためには一丸とならないと。バラバラより固まったほうが絶対にいいですからね。自分がやるべきことをやりたいです」

取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
 
 
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