休む間もなく迎える日本代表戦。「試合に出れば、自分がゲームを作る気持ちでいく」
試合の序盤は激しい主導権争いが繰り広げられた。しかし90分トータルで見れば、対峙した守備には定評のある湘南の菊地とパウリーニョの2ボランチに対しても、運動量と球際で上回り、プレーのクオリティの高さでも“違い”を見せつけた。そのうえで、アグレッシブさも発揮して、2ゴールをもたらしたのだ。
「プレーしていて楽しかったし、身体が動けていた。今年のなかでは、一番の出来。でも、これ以上のものを出していかないといけない」
そのように好感触を掴んだ柏木は休む間もなく、ワールドカップ・アジア2次予選の2試合に臨む日本代表に合流する。その話題になると、柏木は謙虚に語った。
「僕はギリギリのラインにいる。だから、まず100パーセントの力を出して、試合に出場するための準備をしっかりしたい」
ハリルホジッチ監督からは日本代表メンバー発表の記者会見で「貴重な左利きのゲームメーカー」と評された。それでも柏木は、「個人的に監督と話をして褒められたわけではない。まず試合に出場して、信頼を得ていかなければいけない」と自身の立場を冷静に俯瞰する。
とはいえ、招集されたからには“なにか”を示す覚悟はある。しかも、3月24日のアフガニスタン戦、29日のシリア戦とも、浦和のホームである埼玉スタジアムで開催される。
「これからは日本代表が勝つために、全力を尽くす。もちろん、そのうえで試合に出たい。ピッチに立てば、自分がゲームを作る気持ちでいる。自信を持ってやりたい。よりコミュニケーションもたくさんとっていきたい」
充実の日々を送るなか、今度はブルーのユニホームを着た柏木が、埼スタのピッチで躍動する――。
文:塚越始(サッカーダイジェスト編集部)
「プレーしていて楽しかったし、身体が動けていた。今年のなかでは、一番の出来。でも、これ以上のものを出していかないといけない」
そのように好感触を掴んだ柏木は休む間もなく、ワールドカップ・アジア2次予選の2試合に臨む日本代表に合流する。その話題になると、柏木は謙虚に語った。
「僕はギリギリのラインにいる。だから、まず100パーセントの力を出して、試合に出場するための準備をしっかりしたい」
ハリルホジッチ監督からは日本代表メンバー発表の記者会見で「貴重な左利きのゲームメーカー」と評された。それでも柏木は、「個人的に監督と話をして褒められたわけではない。まず試合に出場して、信頼を得ていかなければいけない」と自身の立場を冷静に俯瞰する。
とはいえ、招集されたからには“なにか”を示す覚悟はある。しかも、3月24日のアフガニスタン戦、29日のシリア戦とも、浦和のホームである埼玉スタジアムで開催される。
「これからは日本代表が勝つために、全力を尽くす。もちろん、そのうえで試合に出たい。ピッチに立てば、自分がゲームを作る気持ちでいる。自信を持ってやりたい。よりコミュニケーションもたくさんとっていきたい」
充実の日々を送るなか、今度はブルーのユニホームを着た柏木が、埼スタのピッチで躍動する――。
文:塚越始(サッカーダイジェスト編集部)