• トップ
  • ニュース一覧
  • 【浦和】2ゴールを演出して日本代表へ―柏木陽介が語った危機感と自信。「ギリギリのところにいる。でも…」

【浦和】2ゴールを演出して日本代表へ―柏木陽介が語った危機感と自信。「ギリギリのところにいる。でも…」

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年03月21日

休む間もなく迎える日本代表戦。「試合に出れば、自分がゲームを作る気持ちでいく」

昨年11月のカンボジア戦では圧巻のプレーで日本代表の攻撃を牽引した。今回の2連戦でも再現なるか。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 試合の序盤は激しい主導権争いが繰り広げられた。しかし90分トータルで見れば、対峙した守備には定評のある湘南の菊地とパウリーニョの2ボランチに対しても、運動量と球際で上回り、プレーのクオリティの高さでも“違い”を見せつけた。そのうえで、アグレッシブさも発揮して、2ゴールをもたらしたのだ。

「プレーしていて楽しかったし、身体が動けていた。今年のなかでは、一番の出来。でも、これ以上のものを出していかないといけない」

 そのように好感触を掴んだ柏木は休む間もなく、ワールドカップ・アジア2次予選の2試合に臨む日本代表に合流する。その話題になると、柏木は謙虚に語った。

「僕はギリギリのラインにいる。だから、まず100パーセントの力を出して、試合に出場するための準備をしっかりしたい」

 ハリルホジッチ監督からは日本代表メンバー発表の記者会見で「貴重な左利きのゲームメーカー」と評された。それでも柏木は、「個人的に監督と話をして褒められたわけではない。まず試合に出場して、信頼を得ていかなければいけない」と自身の立場を冷静に俯瞰する。

 とはいえ、招集されたからには“なにか”を示す覚悟はある。しかも、3月24日のアフガニスタン戦、29日のシリア戦とも、浦和のホームである埼玉スタジアムで開催される。

「これからは日本代表が勝つために、全力を尽くす。もちろん、そのうえで試合に出たい。ピッチに立てば、自分がゲームを作る気持ちでいる。自信を持ってやりたい。よりコミュニケーションもたくさんとっていきたい」

 充実の日々を送るなか、今度はブルーのユニホームを着た柏木が、埼スタのピッチで躍動する――。

文:塚越始(サッカーダイジェスト編集部)
【関連記事】
【浦和】古巣との初対戦で快勝。「違和感があった」遠藤航が指摘した湘南の課題、掴んだ確かな手応え
【J1採点&寸評】湘南×浦和|柏木2ゴール演出、李が相手を圧倒! 湘南の新人・神谷は堂々のデビュー
中村俊輔、本田圭佑、柴崎岳らが背負う"ナンバー10の使命"――ジーコ元日本代表監督が、中村を使い続けた理由とは
【日本代表】ハリルホジッチ監督は日本代表に適した指揮官なのか。3月シリーズはむしろ“テストされる立場”に!?
【日本代表】3月シリーズに挑む24人の「全ポジション序列争い」をチェック! CBの格付けで吉田を蹴落とすのは……
【3.24アフガニスタン戦のスタメン予想】本田、香川、長友、吉田はベンチスタート!? トップ下は“ハリルホジッチ推薦”の原口で、国内組が多用される可能性も

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ