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「ファンがどれだけ恋しがっていたか」番記者も待ち望んだ久保建英の“ホーム帰還”。 ソシエダの得点力不足には嘆き「タケの突破力も宝の持ち腐れだ」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2024年02月14日

レフェリーが無視を決め込んだ激しいファウルでダメージを受けた

 タケの動きは良く、開始1分で、マジョルカ戦で心配されたコンディション不良が杞憂だったことを証明した。今回は右SBにスビエタ出身のホン・アランブルが入ったが、縦の関係を形成するパートナーがこうも頻繁に変わることも珍しい。

 15分、中に切れ込むドリブルから、ミケル・メリーノを経由して、ハビ・ガランのクロスとアンドレ・シルバのヘディングシュートを演出した。

 29分には、イゴール・ズベルディアの縦パスに反応して裏へ抜け出すと、間髪入れずに折り返したが、アルセン・ザハリャンがネットを揺らすことはできなかった。
 
 この試合一番のチャンスを得たのは37分。ホアン・モヒカのクリアボールを拾い、得意の左足でゴールを狙ったが、GKエクトル・エレーラの好セーブに阻まれた。

 後半開始直後のアンテ・ブディミルのゴールですべてが複雑になった。その直後の51分、自身も左サイドに流れて絡んだ崩しからガランのクロスに反応してニアサイドニアに飛び込むも、シュートは枠を捉えることができなかった。68分には、再びガランのクロスから今度はファーポストでチャンスを得るが、上手くボールをミートできなかった。

 レフェリーが無視を決め込んだ激しいファウルでダメージを受けた後も、トライを続けたタケのプレーには何の不満もない。

 しかし得点力が湿ったままでは、誰に勝つことも不可能だ。オサスナはもちろん、パリSGならなおさらである。偉大なタケが戻ってきたとはいえ、だ。

取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
 
【記事】「クボを追うのは難しくなった」「痛手」久保建英の契約延長にリバプールの専門メディアが悲観「サラーの代役となるはずだった」
 
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