【C大阪】“柿谷復帰効果”だけではない。開幕3連勝でJ2首位に立つ好調の要因は――

カテゴリ:Jリーグ

前田敏勝

2016年03月17日

キーワードは『攻守の一体化』。チームコンセプトの徹底がJ1昇格につながる。

新加入のブルーノ・メネゲウら助っ人も守備をサボらない。チームとしての高い守備意識が、好調の要因だ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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「ボールを奪うところの連動、連続というのをやりながら、攻撃(の精度)を上げていきたい。それをサボって前に残って(待つだけ)という選手は、チームとして(起用)は難しい。今の守備意識をチームとして持って、得点を取れるようになると、締まったチームになる」と大熊監督。
 
 いわゆる『攻守を一体化させること』は、今季のテーマのひとつだ。なおかつ、最後の最後まで走りきって、「終わって倒れるくらいの(力を出し切る)試合を、1試合1試合どれだけできるかというところ」(大熊監督)というサッカーの原点にも、C大阪はこだわっていく。
 
「このチームのために戦っている姿を、チームメイトみんなに見せたい」と言う柿谷をはじめ、今後もチーム全体で、今季のチームコンセプトをやり続けることが、J1昇格への道につながっていくはずだ。
 
文:前田敏勝(フリーライター)
 
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