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“アズムン封じ”がイラン戦の最重要ポイント。タレミ不在も油断は禁物。「伊東離脱の影響で苦戦」と言わせないためにも...【アジア杯】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2024年02月03日

個々のタスクを確実に遂行したい

5年前の前回大会ではイランと準決勝で対戦。簡単な試合ではなかったが、3-0で完勝を収めた。(C)SOCCER DIGEST

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 選手たちが想定するように、リスタートやハイボールにやや不安が見える日本の守備に対し、イランは徹底的にそこを突いてくるだろう。タレミ不在の今回、彼らはアズムンと同じ長身FWカリム・アンサリファルドの2トップで来る、あるいは左サイドで今大会2ゴールを奪っているメフディ・ガエディを中央に配置し、セカンドトップ的に使うといった予想が飛び交っている。

 実際のところはふたを開けて見ないと分からないが、誰が出ても日本が確実に主導権を握れれば、そう簡単に失点することはないだろう。

「明日の試合は自分たちがボール持つ時間を長くするのが一番良い。相手がどう出てくるかは分からないですけど、攻から守、守から攻の切り替えの部分が1つ、キーになると思います。

 イランは前の方にすごく良い選手が多いし、トップ下とフォワード、アカッターが真ん中での崩しをしたり、ワンツーで中に入ってきたりすることも結構ある。僕はディフェンスラインの前に立って、フィルター役をしっかりこなせればいいと思ってます」
 
 攻守の要・遠藤航(リバプール)も前日練習後にこうコメント。アズムンを軸とした中央突破、コンビネーションを寸断するようなポジショニングやボール保持、ゲームコントロールを心掛けていくという。

 彼らが自分のタスクを確実に遂行すれば、アズムンが仕事をする回数も自ずと減り、失点リスクも低下する。そういった試合巧者の戦いができれば、多くのメディアが予想するような日本勝利の結果で終わるに違いない。

 イラン戦は相手のエースFWと日本守備陣の攻防に注目しながら見守ることが肝心。とにかく今回は無失点というハードルをクリアし、首尾よくベスト4入りを果たすべきだ。

「伊東純也の離脱の影響で苦戦した」と言われないように、日本代表の意地と誇りをしっかりと示したうえで、次のステージに進むこと。それがイラン戦のノルマである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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