福岡が初タイトル! 神戸がJリーグ初優勝! さらにJ2、J3でも古巣が躍進
話は変わり、今年のシーズンは僕のいた古巣の年になった。
まずはアビスパ福岡が初タイトル。ルヴァン杯を制した。試合観戦はできなかったが、国立で浦和に勝利しての優勝は普通の優勝の仕方とはちょっと違う。中央で、日本の中心で、西の九州クラブがカップを制する! まさしく爽快な一瞬であった。
まずはアビスパ福岡が初タイトル。ルヴァン杯を制した。試合観戦はできなかったが、国立で浦和に勝利しての優勝は普通の優勝の仕方とはちょっと違う。中央で、日本の中心で、西の九州クラブがカップを制する! まさしく爽快な一瞬であった。
藤枝ブルックスが福岡へ移り、僕が1999年~2001年まで3年間選手としてお世話になり、監督として北九州で2年。計5年間生活した。福岡という地のポテンショを感じる日々だったが、サッカーでも示した。素晴らしい!「おめでとうございます」。
そしてリーグ初制覇。JFL最終節の前日。TVでオンタイム観戦した。1試合を残してヴィッセル神戸が初優勝した。
「努力は必ず報われる」
僕が高校の頃から抱く座右の銘。努力の偉大さを感じる。永島昭宏さんから三浦知良、三浦淳宏がプレーし、数多くの日本代表選手、良い選手をプレーさせた。イルハンもイニエスタも呼び、数多くの外国人選手を呼んだ。監督も日本人監督、外国人監督とトライし続けた。
その努力が実った瞬間、必死にピッチを走った選手の歓喜は「顔」が表していた。本気になるとはこういうことなのであろう。2002、03年と選手としてその後に04、05年と新体制のスタートに携わせてもらい、現役の最後と引退後のスタートをさせてもらった古巣に。素晴らしい!「おめでとうございます」。
一方でプロサッカー界はJ1昇格とJ2昇格を懸けた闘いが続いている。そこにも古巣が2チームずつ関わっている。J1昇格プレーオフに残る東京ヴェルディと清水エスパルスは、前者は選手として監督として所属。後者にはJリーグ元年当時の選手として所属し、そして地元でもある。どちらが昇格しても古巣である。良い試合が見たい。
J3は、J2昇格を懸け鹿児島、富山、今治の3チームが可能性を残している。
鹿児島が優位だがここも鹿児島、富山は古巣。監督として良い時間を過ごすことのできたチームである。サッカーは何が起こるか分からない。
そしてギラヴァンツ北九州がJ3に残留した。不甲斐ないシーズンだったであろう。
北九州が長く最下位のポジションにいた。
青森戦の日にこんなメッセージが北九州に住む友人から入った。
「青森戦の撃破、宜しくお願いいたします」
北九州も古巣。監督のファーストキャリアを与えてくれたクラブで、感謝しかない。そして、我々の勝利により北九州のJ3残留が確定された。
Jリーグ30周年の節目の年に、Jリーグで関わった全てのクラブの名前が挙がった。清水、東京V、福岡、神戸、北九州、富山、鹿児島。
今年もまだ大事な試合が残っている。そして今年も年の瀬を迎える。
また1年が早かった…。
いるはずの人がいなくなった2023年は、寂しい年になってしまった…
2023年11月27日
三浦泰年
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北九州も古巣。監督のファーストキャリアを与えてくれたクラブで、感謝しかない。そして、我々の勝利により北九州のJ3残留が確定された。
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2023年11月27日
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