「勝利と成長」を掲げて臨んだ2023年シーズンの最終戦
2人は僕にとっても大きな影響を与えてくれた存在だけにショックもあり、苦しいシーズンとなり、寂しい年でもあった。私的なことではあるが、歯を食いしばって前へ進んだ。そんな中たくさんの人達に支えられて終えられたシーズンになった。
まずは、選手たちは日々のトレーニングを集中して行ない、良い準備をしてくれた。選手だけだはなく、携わった人たちにも感謝の気持ちでいっぱいだ。もちろん大きな力になってくれたサポーターには本当に「ありがとうございました」。どんな苦しい時でも支え、共に闘い続けてくれました。
今季は若いチームが目指すサッカー、追求するサッカーに素直に進もうとした。ベテラン、中堅、若手と言っても、それほど年齢は離れていないチーム構成であった。
ボールを大事にすること。奪ったボールを簡単に失わない。意図のないプレーをしない。先のない大きなクリアより、味方へ繋がる可能性のあるクリアフィードにする。エレガントなサッカーを追求した。
そして積み上げていく過程でもちろん勝ったり負けたり、引き分けたりもした。
良いサッカーができた時もあったし、できなかった試合もたくさんあった。相手によってパフォーマンスの高低があり、チームも選手個々も力を発揮できる試合とできない試合が交互にあった。
「勝利と成長」を目指す中で、その成長も「しているのか? していないのか?」と苦しい思いを抱きながらシーズンは続き、最終節を迎えた。
この試合(最終節)で大事なことは、その積み上げてきたことを表現し勝つこと。それがホームで最終戦を迎える一番の目標であった。
そして23年シーズン、現メンバーで闘える最後の試合になった。一方で鈴鹿ポイントゲッターズは11月に新オーナーを迎え、来季に向け新体制となっていく。最終戦はオーナーの初のホーム観覧試合ともなった。
「彼らは勝利した」
相手は昇格の懸かったラインメール青森。我々はテーブルを上に持っていける順位ではなかったが、高いモチベーションを持つ相手に対して、ある意味で心理的に優位に立つプレーができていた。そしてリスクを冒さず、シンプルに勝利の確率を上げる青森に対して、どうサッカーすれば攻略を愉しめるかを選手たちは自ら考え、プレーした。
それが積み上げの証明だった。
ピッチもジャッジも我々にとって不利な環境でありながら、選手はポジショニングもプレーもメンタルを保ち、パフォーマンスを90分間+アディショナルタイムを通じて貫き、2-1でホーム最終戦の勝利を新オーナーと集まったサポーターに届けた。
最終節は試合終了後にサポーターへの挨拶があり、イベントがある。相手は昇格が掛かっており、目の前でその歓喜を見たくはない。我々、プロという立場においては絶対に起きてはいけない事態だ。そんなプレッシャーの掛かる試合だった。
良くやった、と思う…。
まずは、選手たちは日々のトレーニングを集中して行ない、良い準備をしてくれた。選手だけだはなく、携わった人たちにも感謝の気持ちでいっぱいだ。もちろん大きな力になってくれたサポーターには本当に「ありがとうございました」。どんな苦しい時でも支え、共に闘い続けてくれました。
今季は若いチームが目指すサッカー、追求するサッカーに素直に進もうとした。ベテラン、中堅、若手と言っても、それほど年齢は離れていないチーム構成であった。
ボールを大事にすること。奪ったボールを簡単に失わない。意図のないプレーをしない。先のない大きなクリアより、味方へ繋がる可能性のあるクリアフィードにする。エレガントなサッカーを追求した。
そして積み上げていく過程でもちろん勝ったり負けたり、引き分けたりもした。
良いサッカーができた時もあったし、できなかった試合もたくさんあった。相手によってパフォーマンスの高低があり、チームも選手個々も力を発揮できる試合とできない試合が交互にあった。
「勝利と成長」を目指す中で、その成長も「しているのか? していないのか?」と苦しい思いを抱きながらシーズンは続き、最終節を迎えた。
この試合(最終節)で大事なことは、その積み上げてきたことを表現し勝つこと。それがホームで最終戦を迎える一番の目標であった。
そして23年シーズン、現メンバーで闘える最後の試合になった。一方で鈴鹿ポイントゲッターズは11月に新オーナーを迎え、来季に向け新体制となっていく。最終戦はオーナーの初のホーム観覧試合ともなった。
「彼らは勝利した」
相手は昇格の懸かったラインメール青森。我々はテーブルを上に持っていける順位ではなかったが、高いモチベーションを持つ相手に対して、ある意味で心理的に優位に立つプレーができていた。そしてリスクを冒さず、シンプルに勝利の確率を上げる青森に対して、どうサッカーすれば攻略を愉しめるかを選手たちは自ら考え、プレーした。
それが積み上げの証明だった。
ピッチもジャッジも我々にとって不利な環境でありながら、選手はポジショニングもプレーもメンタルを保ち、パフォーマンスを90分間+アディショナルタイムを通じて貫き、2-1でホーム最終戦の勝利を新オーナーと集まったサポーターに届けた。
最終節は試合終了後にサポーターへの挨拶があり、イベントがある。相手は昇格が掛かっており、目の前でその歓喜を見たくはない。我々、プロという立場においては絶対に起きてはいけない事態だ。そんなプレッシャーの掛かる試合だった。
良くやった、と思う…。