PKの苦手意識を払拭
その一方で、後藤は自分の出来に満足していない。「確かに自信になっている」と話しつつ、グループステージを振り返ってこう話す。
「細かい部分を詰めていくと、まだまだ足りていない部分が多い。甘いコースに(シュートが)来ているところもあったので、日々チームでやっている基礎の部分はしっかり出せたのかなと思うんですけど...」
課題に関して特に言われているのが、対応する前の準備や身体の使い方についてだ。「構えに入るタイミングや重心移動のところは言われている」とし、物足りなさを感じているという。
満足感を後藤に与えないのも、ワールドカップで素晴らしいGKを目の当たりにしてきたからだろう。毎日のように刺激を受ければ、奢りが出るひまなどまるでない。常に自分と向き合い、大会中に少しでも成長できるように努力を重ねている。
「細かい部分を詰めていくと、まだまだ足りていない部分が多い。甘いコースに(シュートが)来ているところもあったので、日々チームでやっている基礎の部分はしっかり出せたのかなと思うんですけど...」
課題に関して特に言われているのが、対応する前の準備や身体の使い方についてだ。「構えに入るタイミングや重心移動のところは言われている」とし、物足りなさを感じているという。
満足感を後藤に与えないのも、ワールドカップで素晴らしいGKを目の当たりにしてきたからだろう。毎日のように刺激を受ければ、奢りが出るひまなどまるでない。常に自分と向き合い、大会中に少しでも成長できるように努力を重ねている。
次なる相手はスペイン。相手の9番、マルク・ギウはバルセロナBの所属ながら、トップチームのデビュー戦で大仕事。10月22日のラ・リーガ第10節のアスレティック・ビルバオ戦(1-0)で79分に途中出場すると、わずか23秒で決勝点を決めたストライカーだ。
U-17欧州選手権でも得点王になっており、187センチの高さに加えて、しなやかさと決定力を併せ持つFWが果敢にゴールを狙ってくることが予想される。さらにラウンド16からは、90分で決着がつかなかった場合は即PK戦となるため、GKにかかる重圧はさらに増す。
「攻撃力がすごく高く、(ディフェンスラインの)間をズバズバ刺してくる。結構タイプが今までやってきたチームと違う」とスペインを警戒しつつ、後藤は「コーチングで味方を動かしたり、シュートストップでもギウとか凄い選手がいるので、リスペクトしつつ、対等に渡り合ってガンガン守っていきたい」と意気込む。
得意ではなかったPKに関しても、直前合宿のトレーニングマッチで苦手意識を払拭しており、イメージは悪くない。見せ場が少ないのが一番良いが、仕事量は間違いなく増えるだろう。
そのなかで、今まで積み上げてきたものを発揮し、チームを救えるか。「自分たちの力を示すうえで、本当に良い相手」と笑顔を見せた後藤は、インドネシアでの冒険を続けるためにゴールの前に立つ。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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「攻撃力がすごく高く、(ディフェンスラインの)間をズバズバ刺してくる。結構タイプが今までやってきたチームと違う」とスペインを警戒しつつ、後藤は「コーチングで味方を動かしたり、シュートストップでもギウとか凄い選手がいるので、リスペクトしつつ、対等に渡り合ってガンガン守っていきたい」と意気込む。
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