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平畠啓史チョイス“至極の11人”|井上潮音は闘志が見えてくるのが良い! 右SBは毎度おなじみの...【J1月間ベストイレブン10月】

カテゴリ:Jリーグ

平畠啓史

2023年11月02日

本当に頼りになるフォワード

MVPは大橋。9月30日の試合を含めれば、3試合連続ゴールだ。写真:滝川敏之

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 ボランチは広島の満田誠と横浜FCの井上潮音。ピッチ内のどのエリアでも高いレベルのパフォーマンスを見せる満田。攻守に多く関わるだけでなく、FC東京戦でのゴールも見事だった。

 井上のボール扱い、身のこなし、パスの配給にはフットボールの楽しさが詰まっている。ディフレクションがあったとはいえ、FC東京戦でのゴールを生み出した左足の扱いも見事。洗練された技術はもちろん、プレーに気持ちというのか、根性というのか、闘志が見えてくるのが良い! 順位的には厳しい状況ではあるが、井上はピッチで輝いている。

 中盤の右には新潟の松田詠太郎。リズムの変化で相手を抜き去るドリブルは見ていて面白い。右利きながら、左足でボールを運び、相手のディフェンスにボールを奪うタイミングを与えない。外に張っているだけでなく、少し中にポジションを取り、味方の縦パスを引き出すプレーも増加。プレーの幅を広げている。
 
 中盤の左には神戸の佐々木大樹。鹿島戦での2ゴールは圧巻。堂々たるプレーで存在感を放った。湘南戦で負傷により途中交代したが、大きな怪我でないことを願いたいし、シーズン最終盤での活躍にも期待したい。

 前線は横浜のアンデルソン・ロペスと湘南の大橋祐紀。得点ランキングでは、21ゴールで大迫勇也とトップで並んだA・ロペス。福岡戦でも2ゴールと決定力の高さを見せつけた。シュートを打ちまくるというより、チャンスを確実に決めていく。優勝争いはもちろん、得点王争いも見逃せなくなってきた。

 9月30日の試合を含めれば、3試合連続ゴールで、MVPは大橋祐紀。得点パターンも豊富で、守備も厭わない。本当に頼りになるフォワード。ボールを預ければ、クロスを上げれば、なんとかしてくれる。そんな空気感さえ感じる大橋。厳しい残留争いにおいて、残り3試合も大橋の活躍は欠かせないだろう。

取材・文●平畠啓史

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