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「もはや偶然ではない」久保建英の交代→失点の“悪癖”にソシエダ番記者が苦言「タケがピッチにいるだけでどれだけ威圧感があるか」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2023年11月01日

「タケがいなくなると、相手は...」

 エンドが変わった後半も攻撃をリードし続けた。55分、相手のCKのクリアボールに快足を飛ばして追いつくと、自陣からドリブルで独走。ここでもアルバロ・ガルシアはファウルで止めるしかなかった。

 その執拗にゴールへ向かうタケの姿勢が実ったのは66分。ゴール前にクロスを上げると、エスピノが無謀にも腕を伸ばし、主審は迷うことなくペナルティスポットを指さした。これをミケル・オジャルサバルが冷静に沈め、2-1とソシエダは逆転に成功した。

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 最後の見せ場は77分、アマリ・トラオレのサイドチェンジをオジャルサバルが折り返すと、バウンドしたボールの上がり際をダイレクトでハーフボレー。威力のあるシュートだったが、わずかに枠の右に外れた。

 そのわずか3分後、アルグアシル監督はタケに交代を命じた。そして今シーズン何度も目にしてきたように、エースを欠いたチームは、リードを守り切ることができず、後半ロスタイムにベベに同点ゴールを献上した。

 ここまで立て続けに同じことが起こると、それはもはや偶然ではないし、不運で片づけることもできない。これは、タケがピッチにいるだけで、ドリブル突破を阻止するために相手にどれだけに多くの予防線を張らせ、威圧感を与えているかを物語っている。

 タケがいなくなると、相手はあまり後ろを気にすることなく攻撃に出てくる。その結果が勝利をほぼ手中に収めた中での痛恨の同点被弾だった。

取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸

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