「シュートが打てる場面でパスの選択が多かったのでは?」三笘薫の答えは? 勝点2を失ったフルアム戦、味方のミスからの失点には「時間帯とかも考えていかないと」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2023年10月31日
「もったいない感じでしたけど、切り替えるしかない」
後半も、序盤はブライトンの優位が続いたが、激しく降りしきる豪雨に体力を消耗されたのか、イレブンの動きが徐々に鈍くなっていった。一方で、西ロンドンからやってきたチームの選手たちは俄然やる気を出し、積極果敢にブライトン守備陣に襲い掛かった。
65分、同点弾は必然のように決まった。フルアムのMFジョアン・パリーニャの豪快なミドルシュートがブライトンゴールに突き刺さった。
味方のミスからの失点シーンを三笘はこう振り返った。
「(敵が)ちょっと前に(人数を)かけてきて、後ろでボールが繋げなくなった時に、選択肢が少なくなっていた。ああいう(攻撃的な)サッカーをしてるんで仕方ないですけど、時間帯とか、そういうところも考えていかないといけないですし、 雨っていう難しいところでの判断はしていかないといけないと思います」
残された時間は25分、そこに10分近いアディショナルタイムも加わった。しかしながら、その後ブライトンは決定機を作ることができずに、そのまま試合は終了した。
65分、同点弾は必然のように決まった。フルアムのMFジョアン・パリーニャの豪快なミドルシュートがブライトンゴールに突き刺さった。
味方のミスからの失点シーンを三笘はこう振り返った。
「(敵が)ちょっと前に(人数を)かけてきて、後ろでボールが繋げなくなった時に、選択肢が少なくなっていた。ああいう(攻撃的な)サッカーをしてるんで仕方ないですけど、時間帯とか、そういうところも考えていかないといけないですし、 雨っていう難しいところでの判断はしていかないといけないと思います」
残された時間は25分、そこに10分近いアディショナルタイムも加わった。しかしながら、その後ブライトンは決定機を作ることができずに、そのまま試合は終了した。
左ウイングバックでフル出場した三笘にも大きなチャンスはめぐってはこず、後半はまるで怖さを感じるプレーができなかった。
この試合を通じて、積極性を欠いていたため、筆者は「シュートが打てそうな場面でもパスを選択していることが多かったのでは?」と尋ねると、「まあ、打ち切ってもいい(場面は)、ありましたね。そこは課題です」と言葉少なだった。
週中の26日には、ヨーロッパリーグで名門アヤックスを一蹴し、クラブ史上初となる欧州カップ戦での白星は掴んだ。しかし今季のアヤックスはエールディビジで最下位に沈むほど、極端に低迷している。
それでも勝利は勝利なだけに、このフルアム戦でも勝点3を奪い、開幕直後の好調を取り戻すための呼び水にしたいところだった。
72%のボールポゼッションに加えて、18本のシュートを放った。そのための最高の舞台は整っていたのだが、それは叶わなかった。
だからこそ、ロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後、「勝てた試合。勝点2を逃した」と悔しい表情を見せ、三笘も「もったいない感じでしたけど、まあ、もう切り替えるしかない。また休んでリフレッシュしたいと思います」と同調するように話した。
リーグ戦10試合を終えた現時点で勝点17の7位。十分な成績だが、ミニスランプに陥っているのは確かである。次戦は敵地でのエバートン戦だ。
取材・文●松澤浩三
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それでも勝利は勝利なだけに、このフルアム戦でも勝点3を奪い、開幕直後の好調を取り戻すための呼び水にしたいところだった。
72%のボールポゼッションに加えて、18本のシュートを放った。そのための最高の舞台は整っていたのだが、それは叶わなかった。
だからこそ、ロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後、「勝てた試合。勝点2を逃した」と悔しい表情を見せ、三笘も「もったいない感じでしたけど、まあ、もう切り替えるしかない。また休んでリフレッシュしたいと思います」と同調するように話した。
リーグ戦10試合を終えた現時点で勝点17の7位。十分な成績だが、ミニスランプに陥っているのは確かである。次戦は敵地でのエバートン戦だ。
取材・文●松澤浩三
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