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【ACL採点&寸評】浦和 2-0 シドニー|“浦和デビュー”の遠藤は中盤の壁となって機能。推進力が活きた武藤をMOMに

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年02月25日

ハイプレスによって武藤の持ち味である“縦への推進力”が活きた。

立ち上がりの8分に武藤のゴールで幸先よく先制。浦和は昨季の轍を踏まず、初戦を白星で飾った。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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MF
3 宇賀神友弥 6
左サイドでアップダウンを繰り返し、高い位置で起点を作った。プレーの選択の判断がまだ噛み合っていなかった点は(1対1を仕掛けるのか、パスなのか、クロスなのか)、実戦をこなしていけば問題ないだろう。
 
16 青木拓矢 6(75分 OUT)
ほとんどミスなく自陣の危険なスペースを埋めながら、高い精度のキックも披露。効果的にチームが2点を奪えたとはいえ、前線に飛び出したり、ミドルシュートにチャレンジするなど、もう少し自己主張してみても良かったか。
 
22 阿部勇樹 6
26分に自陣ゴール前でパスを相手に渡す致命的なミスを犯したが、永田のシュートブロックに救われる。やはり今季の初公式戦とあって、試合勘が研ぎ澄まされるのはこれから。後半の途中からは遠藤と2ボランチを組み、守備の安定度が格段に上がった。
 
24 関根貴大 6.5
60分に梅崎へ絶妙なスルーパスを繰り出すなど随所に存在感を放つ。後半はオフ・ザ・ボールの動きの質が抜群に良く、自身がおとりになって、興梠や森脇のアタックを引き出し、何度も右サイドからチャンスが生まれた。守備時のCKをヘッドで弾き返すなど、泥臭いプレーも見られた。
 
MAN OF THE MATCH
19 武藤雄樹 6.587分 OUT)
しっかりゴール前に詰めて相手のミスを見逃さず、チームの今季初ゴールを決める。ハイプレスによって、持ち味である“縦への推進力”が活きた。他にも何度かボールがない場面で裏のスペースを突いていたが、味方が気付かずパスが入らなかった。「新9番」への期待が高まる勝利とゴールになった。
 
試合後、本人は「昨シーズンの反省を踏まえ、勝点3を必ず奪いたかった。まず、勝てたことを嬉しく思う」と、勝点3を獲得できたことを喜んだ。
 
7 梅崎 司 6(61分OUT)
キャンプ中はウイングバックでの起用が続いていたが、昨季の本職であるシャドーで先発。積極的に仕掛けて放ったクロスが、先制点をもたらした。ただ、周囲とのコンビネーション、ドリブルなど“あと一歩”噛み合わなかった印象も残した。
 
 
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