【J1】開幕直前チェック 磐田編|攻守に仕掛けるアクションサッカーでJ1に挑む!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年02月23日

J1の攻撃力を怖がらずに、いかに自分たちのサッカーを実践できるか。

プレシーズンではボランチでの起用も多かった松浦。持ち前の攻撃センスをゲームメイクにも活かせるか。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

【今季の目標達成へのポイント】
 
「強い相手だからといって、自分たちのやり方を変えるのではなく、やってきていることをやり抜くことが大事」と上田が語るように、J1で自分たちのサッカーをどれだけ実践できるか、貫くことができるかが新たな戦いの鍵であり、見どころとなる。
 
「自分たちに有利なところがあるとすれば、チャレンジャーとして戦えるということ。常に挑んでいきたい」と言うのは小林祐希。森下俊は、「J1の攻撃力を怖がって引いてしまったら自分たちのサッカーはできない。勇気を持ってラインコントロールしたい」。
 
 目指すサッカーで戦うためには、どういう状況でも臆することなくチャレンジしていく姿勢を失わないことが必要になる。また、開幕を1週間後に控え、選手たちは「チームとして守り、攻撃するのが我々のスタイル。いかにひとつになれるか、いかに助け合えるかが重要」と、口を揃えている。
 
 前項で触れたように浮沈のカギを握るのは、前線からの連動した守備が機能するかどうかだ。プレスを掛けるタイミング、ボールの奪いどころ、奪った後の切り替えといった面での状況判断も含めて、意思統一のもとにスムーズな連動が要求される。しかし、選手たちもそうした点を強く意識すると同時に楽しみにしているところだ。
 
 今季の目標は、まずはJ1残留。名波監督は、「勝点40をいち早く達成し、そこから目標を上方修正していきたい」と語っている。勝点の積み上げという点では、接戦で粘り強く勝ち切ることも目標達成のポイントとなるだろう。
 
【関連記事】
【J1】開幕直前チェック 名古屋編|5人目まで連動する新スタイルの確立が急務も目標は優勝
【Jリーグ勢力図】都道府県別 選手数ランキング|“王国”静岡は6位、最多6クラブを抱える神奈川、育成年代も強い大阪、埼玉、千葉は何位?
【J1】いよいよ開幕! 期待の新助っ人の現状と開幕スタメンの可能性は?
【Jリーグ2月開幕の是非は?①】いびつな日程で生まれる「空白の期間」が、選手を飼い殺しにしかねない
【リオ五輪代表】オーバーエイジを使って「決勝を目指す」。霜田技術委員長が最終予選を総括し、本大会までのプランを発表

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ