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社会人リーグからJ2群馬を経て、J1新潟へ。長倉幹樹が“這い上がった1年半”の背景を明かす【インタビュー後編】

カテゴリ:Jリーグ

岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

2023年10月16日

「今の自分をイメージできていなかった」

社会人リーグから鳴り物入りで加入した群馬では、2022年夏から23年夏までの1年間で26試合に出場し、7ゴールを挙げた。(C)J.LEAGUE

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 昨季に残留争いを演じたチームとは思えない好調ぶりを見せる群馬の攻撃の中心として躍動した長倉のもとには、夏に驚きの報せが届く。

 関東1部リーグの東京ユナイテッドFCからJ2群馬へ移籍して僅か1年で、J1のアルビレックス新潟からオファーが届いたのだ。

「嬉しかったですし、J1のクラブということで驚きもありました。ただ、移籍を迷わなかったわけではないんです。群馬が良い順位にいたので、このままやり続ければプレーオフ圏内に入れるかもしれないし、J1昇格のチャンスもありました。ただ、最終的にはJ1で戦いたい気持ちが勝り、移籍を決めました」

 大学卒業時にJクラブからオファーをもらえず、悔しい想いをしてから1年半でのJ1到達。プロ入りを優先してきた長倉も、電光石火のスピード出世は予想外だった。

「1年半前は、今の自分の姿をまったくイメージできていませんでした。プロになるまで何年かかるかなと思いながら東京ユナイテッドFCに行く選択をしたので」

 関東1部リーグ入りからの激動の日々を、長倉は次のように振り返る。

「とにかく運が良かったなと思います。社会人リーグの東京ユナイテッドFCに入った選択があったからこそ群馬が獲得してくれました。そこで成長できたことで新潟に見てもらえた。大学卒業時はプロになれない悔しさもありましたが、振り返ると自分の選択がすべてつながっていますし、その先々で人に恵まれました」
 
 また、飛躍の理由について、自らをこう分析する。

「常に将来の自分の姿を思い描きながらプレーしていたわけではなくて、東京ユナイテッドFCでも群馬でも、目の前の1試合に勝つことだけを考えて戦ってきました。目の前の課題に集中し続けた積み重ねを評価していただいたからこそ、ここまで来られました。

 なので、ここから先も将来の展望はしません。まずは新潟の勝利に貢献したいですし、1試合ずつ積み重ねた先に素晴らしいキャリアが待っていると信じてやり続けたいです」

 凄まじいペースで前進する23歳は、果たしてどこまで行き着くのか。目の前の1勝に拘り続けた結果、誰にも予想できないレベルに到達するかもしれない。

取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

※このシリーズ了(全3回)
※『サッカーダイジェスト』2023年10月号(9月8日発売)より転載。

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