「相手を食いつかせてから前線に」
SBから縦パスを入れることは簡単ではない。GKやCBからSBにパスが入ったところで、プレスの圧力を強めてくるチームが多いからだ。ゆえに素早くボールを蹴り出そうにも、SBからウイング、トップ下、ボランチへのパスコースは基本的に防がれている。
だからといって簡単にCBやGKにパスを返すと、相手がさらに前へとプレスの圧力を高めてきて、危険な位置でのボールロストにつながる恐れもある。外から見ると「なんで縦パスを出さないんだ!」と思うかもしれないが、結果としてGKや安全な位置にいるCBにパスを戻して作り直さざるをえないケースの方が多いのだ。
SBからボールをどのように逃がすか。これはビルドアップのとても重要なポイントであり、チームとして確かな設計図を描く必要がある。
「たとえば、横パスを入れてから縦に入れる。縦を切られても横に入れられたら、そこからボランチの選手にも入る。あとは自分がまず受けに行ってサイドチェンジしたり、(相手選手の)食いつきが甘いんだったら一度下げて、相手をもっと食いつかせてから前線の選手に当てたり。タイミングも精度も距離感も良くなってきてると思うので、継続したいですね」
そう語る伊藤の縦パスが、ヴォルフスブルク戦での同点弾のきっかけを作った。69分、タイミングよく攻めあがり、鋭く正確なパスをCFのギラシーへ通したことがPK獲得につながったのだ。
攻守両面でプレーの幅を広げ、一つひとつのプレークオリティを高めている伊藤は、4バックと3バックに柔軟に対応する左SB兼CBとして、ゼバスティアン・ヘーネス監督からの信頼を深めている。躍進中のチームとともに、大きな飛躍を果たすかもしれない。
取材・文●中野吉之伴
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