M・メンデス新監督の大胆な采配で混乱をきたす。
【チーム採点・寸評】
柏 5
セットプレーでの稚拙な守備が目立ち、3失点を許す。一方、攻撃では好連係を披露し、多彩な形で相手ゴール前に入り込むも決定力に欠けた。開幕前に改善すべき課題がはっきりと見えたことはポジティブに捉えたい。
【選手|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 5
失点シーンはいずれもGKからすれば難しいものだったが、セットプレーのみで3失点。DF陣とのより密なコミュニケーションが望まれる。
DF
2 鎌田次郎 5.5(HT OUT)
身体能力を活かし、対人守備で強さを披露。フィジカルの強いエウトンにも引けを取らなかった。一方でトラップミスからあわや失点という場面も招いた。
4 中谷進之介 5
身体を張った守備でピンチの芽を摘むも、最終ラインでのパスミスのほか、15分にはCKをクリアミスし、船山に得点を許した。
14 伊東純也 5.5
コンバートされた右SBで先発。慣れない守備に不安はあるものの何度もアップダウンを繰り返し、クロスで攻撃に貢献した。徐々に連係は深まっている。
22 輪湖直樹 5(78分OUT)
粘り強い守備とスピードは見せたが、最大の特長でもある攻撃参加は消極的だった。本調子とは程遠い印象を受けた。
MF
7 大谷秀和 6(87分IN)
常に声を張り続け、チームを鼓舞。攻撃時には冷静にパスを散らして中盤を掌握。落ち着きをもたらした。
8 茨田陽生 5.5(HT OUT)
監督の注文どおり2列目から相手の背後を突き、かく乱させた。18分のエデルソンからのクロスに合わせたシュートはモノにしたかった。
10 大津祐樹 6
左サイドからの鋭い突破で攻撃のリズムを作る。トップ下に移った25分以降はミドルシュートで千葉ゴールを脅かすも、枠を捉えられなかった。
18 エデルソン 5.5(64分OUT)
精力的にボールを引き出し、高精度のクロスで幾度もチャンスを演出した。とはいえ、自身でも強引にシュートを打つような積極的な姿勢が見たかった。
25 小林祐介 5(57分OUT)
スペースに顔を出し、積極的にビルドアップに絡みリンクマンとして機能。しかし守備時には線の細さから球際で負ける場面が何度も見られた。
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 6
サイドに追いやられると存在感は希薄になったが、前半に見せた力強いドリブル突破や大津との連係は今後、大きな武器となりそうだ。
交代出場
DF
27 今井智基 5.5(HT IN)
鎌田に代わり、CBとして出場。本職でないポジション起用にも慌てずに対応し、戦術理解度の高さとプレーの幅の広さを示した。
MF
6 山中亮輔 5(HT IN)
2列目の起用で守備のタスクは少なかったが、元来の攻撃性を存分に発揮できたとは言えない。メンデス監督の采配にやや困惑した様子だった。
FW
9 田中順也 5(57分IN)
最前線に入るも、キレがなく、シュートはわずか1本。サポーターからの大きな期待に応えられず。開幕までにコンディションを上げたい。
MF
17 秋野央樹 5.5 (64分IN)
システム変更により混乱をきたした中盤でバランスをとった。大谷とのコンビは安定していて、開幕に向けて明るい材料にはなった。
MF
26 太田徹郎 -(78分IN)
流れを変えるために投入され、プレースキッカーとして好パスを配給。今季もスーパーサブ的な起用が見込まれる。
MF
28 栗澤僚一 ― (87分IN)
限られた時間だったが、積極的に攻撃に絡む意識の高さと献身的な姿勢は見せた。
監督
ミルトン・メンデス 5
伊東のSB起用をはじめ、山中を2列目で、今井をCBで用いるなど大胆なコンバートが見受けられたが、選手の困惑を招く。その采配の確実性はいまだ未知数だ。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
柏 5
セットプレーでの稚拙な守備が目立ち、3失点を許す。一方、攻撃では好連係を披露し、多彩な形で相手ゴール前に入り込むも決定力に欠けた。開幕前に改善すべき課題がはっきりと見えたことはポジティブに捉えたい。
【選手|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 5
失点シーンはいずれもGKからすれば難しいものだったが、セットプレーのみで3失点。DF陣とのより密なコミュニケーションが望まれる。
DF
2 鎌田次郎 5.5(HT OUT)
身体能力を活かし、対人守備で強さを披露。フィジカルの強いエウトンにも引けを取らなかった。一方でトラップミスからあわや失点という場面も招いた。
4 中谷進之介 5
身体を張った守備でピンチの芽を摘むも、最終ラインでのパスミスのほか、15分にはCKをクリアミスし、船山に得点を許した。
14 伊東純也 5.5
コンバートされた右SBで先発。慣れない守備に不安はあるものの何度もアップダウンを繰り返し、クロスで攻撃に貢献した。徐々に連係は深まっている。
22 輪湖直樹 5(78分OUT)
粘り強い守備とスピードは見せたが、最大の特長でもある攻撃参加は消極的だった。本調子とは程遠い印象を受けた。
MF
7 大谷秀和 6(87分IN)
常に声を張り続け、チームを鼓舞。攻撃時には冷静にパスを散らして中盤を掌握。落ち着きをもたらした。
8 茨田陽生 5.5(HT OUT)
監督の注文どおり2列目から相手の背後を突き、かく乱させた。18分のエデルソンからのクロスに合わせたシュートはモノにしたかった。
10 大津祐樹 6
左サイドからの鋭い突破で攻撃のリズムを作る。トップ下に移った25分以降はミドルシュートで千葉ゴールを脅かすも、枠を捉えられなかった。
18 エデルソン 5.5(64分OUT)
精力的にボールを引き出し、高精度のクロスで幾度もチャンスを演出した。とはいえ、自身でも強引にシュートを打つような積極的な姿勢が見たかった。
25 小林祐介 5(57分OUT)
スペースに顔を出し、積極的にビルドアップに絡みリンクマンとして機能。しかし守備時には線の細さから球際で負ける場面が何度も見られた。
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 6
サイドに追いやられると存在感は希薄になったが、前半に見せた力強いドリブル突破や大津との連係は今後、大きな武器となりそうだ。
交代出場
DF
27 今井智基 5.5(HT IN)
鎌田に代わり、CBとして出場。本職でないポジション起用にも慌てずに対応し、戦術理解度の高さとプレーの幅の広さを示した。
MF
6 山中亮輔 5(HT IN)
2列目の起用で守備のタスクは少なかったが、元来の攻撃性を存分に発揮できたとは言えない。メンデス監督の采配にやや困惑した様子だった。
FW
9 田中順也 5(57分IN)
最前線に入るも、キレがなく、シュートはわずか1本。サポーターからの大きな期待に応えられず。開幕までにコンディションを上げたい。
MF
17 秋野央樹 5.5 (64分IN)
システム変更により混乱をきたした中盤でバランスをとった。大谷とのコンビは安定していて、開幕に向けて明るい材料にはなった。
MF
26 太田徹郎 -(78分IN)
流れを変えるために投入され、プレースキッカーとして好パスを配給。今季もスーパーサブ的な起用が見込まれる。
MF
28 栗澤僚一 ― (87分IN)
限られた時間だったが、積極的に攻撃に絡む意識の高さと献身的な姿勢は見せた。
監督
ミルトン・メンデス 5
伊東のSB起用をはじめ、山中を2列目で、今井をCBで用いるなど大胆なコンバートが見受けられたが、選手の困惑を招く。その采配の確実性はいまだ未知数だ。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。