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「今の状況を打開していきたい」藤島監督が退任、新体制でリスタートを切った埼玉・昌平がプレミアリーグEASTに臨んだ

カテゴリ:高校・ユース・その他

河野 正

2023年10月07日

「藤島先生のためにも選手権予選で優勝し、恩返ししたい」

村松監督代行は試合後、「やはり指揮を執るのは大変ですね」と話した。写真:河野正

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 村松監督代行は藤島前監督とは千葉・習志野高の同級生で、昌平の下部組織でもある中学生年代のクラブチーム、FC LAVIDAでは監督を務めている。

 今回の指揮官交代はサッカー部がさらに発展し、高みを目ざすために新体制でスタートしてほしいと藤島前監督が城川雅士校長に退任を申し出たからだ。

 左ひざの大ケガで戦線離脱中のCB石川穂高(3年)に代わってアームバンドを巻くCB佐怒賀大門(3年)は、「プレミアリーグでは厳しい試合が続き、チームへの批判もありますので、主将としての責任はさらに大きくなっています。ここからチームがひとつになって今の状況を打開していきたい」と口もとを引き締めると、「藤島先生のためにも選手権予選で優勝し、恩返ししたい」と力強く語った。

 スーパーシードとして臨む第102回全国高校選手権埼玉大会には、28日の準々決勝から登場する。
 
 昌平は藤島監督が2007年に着任すると、短期間で埼玉の盟主の座に就き、8年目の14年に第93回全国高校選手権埼玉大会で初優勝。17年には新人大会、関東高校大会と全国高校総体、全国高校選手権の各予選、県S1リーグを制して史上初の5冠に輝いた。

 これまで21のタイトルを獲得。全国高校総体は出場4度でベスト4に3度入り、全国高校選手権は5度出場して第98、99大会で8強に進んだ。昨季はプリンスリーグ関東1部で初優勝し、プレミアリーグのプレーオフを勝ち抜いて埼玉の高体連チームとして初昇格を遂げた。Jリーグには小見洋太(新潟)や松本泰志(広島)ら、7年続けて16人を送り込んでいる。

取材・文●河野 正

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