理想とするボランチは?
その後のキャリアも順風満帆ではなかったと本人は言う。ヴェルディユース時代は特にそう。高校1年の時、山本ら同学年の仲間たちは次々と試合に出るようになったが、自分だけは出られず、停滞を強いられ、自信を失いかけた時期があった。
「そんな時、寄り添ってくれたのは、ジュニアユースの時にお世話になったコーチのジョゼ(・アントニオ)さんやマサさん(古川将大)でした。何気ない一言で励ましてくれて、背中を押してくれた。それで勇気をもらって前を向くことができました。
今年の前半にマリノスで試合に出られなかった時は、そこまで落ちることはなかったです。自分自身の目標や目ざすべきところがハッキリしていたので、とにかく前向きに頑張るだけでしたから。僕は物事を逆算して、一つひとつキッチリ考えるタイプではないですし、毎日できることを頑張っていくだけ。それは今も変わらないですね」と、前だけを見て、突き進んでいく覚悟だ。
「そんな時、寄り添ってくれたのは、ジュニアユースの時にお世話になったコーチのジョゼ(・アントニオ)さんやマサさん(古川将大)でした。何気ない一言で励ましてくれて、背中を押してくれた。それで勇気をもらって前を向くことができました。
今年の前半にマリノスで試合に出られなかった時は、そこまで落ちることはなかったです。自分自身の目標や目ざすべきところがハッキリしていたので、とにかく前向きに頑張るだけでしたから。僕は物事を逆算して、一つひとつキッチリ考えるタイプではないですし、毎日できることを頑張っていくだけ。それは今も変わらないですね」と、前だけを見て、突き進んでいく覚悟だ。
今季のSTVVでは、コンスタントな出場が最初のターゲットになるが、藤田には理想とするボランチ像がある。
「僕が今、一番注目しているのは、ロドリ選手(マンチェスター・シティ)。190センチの大柄なフィジカルを考えると、日本人には難しいのかもしれません。それでも、ボール奪取、パスカット、組み立てやパス出しなど、すべての仕事を平均的にやれるように伸ばしていく必要があると思っています。
今の日本代表を見ていても、遠藤航さん(リバプール)や守田(英正)さん(スポルティング)といったレベルの高い選手が揃っていますけど、みんな強度がすごく高い。日本でよく見ていた伊藤敦樹さん(浦和)もJリーグで活躍しているし、動きがダイナミックで、運動量も豊富だといつも刺激を受けていました。
伊藤さんが肉体改造をしたという話も聞きましたけど、僕自身ももっとパワーアップしなければいけないと痛感しています。食事の摂り方はもちろんのこと、トレーニング面もパーソナルトレーナーと相談しながら取り組んでいます。走り方の改善とかはやってないんですけど、もっと出力が上がるように、筋力アップや動き方の工夫なんかには取り組んでいます」
「僕が今、一番注目しているのは、ロドリ選手(マンチェスター・シティ)。190センチの大柄なフィジカルを考えると、日本人には難しいのかもしれません。それでも、ボール奪取、パスカット、組み立てやパス出しなど、すべての仕事を平均的にやれるように伸ばしていく必要があると思っています。
今の日本代表を見ていても、遠藤航さん(リバプール)や守田(英正)さん(スポルティング)といったレベルの高い選手が揃っていますけど、みんな強度がすごく高い。日本でよく見ていた伊藤敦樹さん(浦和)もJリーグで活躍しているし、動きがダイナミックで、運動量も豊富だといつも刺激を受けていました。
伊藤さんが肉体改造をしたという話も聞きましたけど、僕自身ももっとパワーアップしなければいけないと痛感しています。食事の摂り方はもちろんのこと、トレーニング面もパーソナルトレーナーと相談しながら取り組んでいます。走り方の改善とかはやってないんですけど、もっと出力が上がるように、筋力アップや動き方の工夫なんかには取り組んでいます」