オーバメヤンにとってはフラストレーションの溜まる展開だったはずだ。
【ドルトムント|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 5.5
仕掛け/崩しの局面での連動性を欠き、今シーズンのブンデスリーガでは初となる無得点に終わった。2試合連続の無失点は収穫ながら、首位バイエルンを追う立場としては手痛い足踏みだ。
監督トーマス・トゥヘル 5.5
ゴールを奪うためのリスクを冒さず、81分にはカウンター対策として守備的なカードを切る。是が非でも勝利する意欲が見られず。
【試合レポート】ヘルタ・ベルリン 0-0 ドルトムント
【ドルトムント|選手採点・寸評】
GK
38ロマン・ビュルキ 6
ダリダのシュートを防いだ4分の場面を除き、肝を冷やすようなシーンはほとんど訪れず。ミスらしいミスを一度も犯さなかった。
DF
15マッツ・フンメルス 6
速攻の対応にやや不安を覗かせたが、対峙したイビシェビッチを封じるノルマは果たした。32分にはヘディングで惜しいシーンも。
25ソクラティス・パパスタソプーロス 7
持ち前の対人戦で強さを発揮し、地空ともに存在感を発揮した。ドルトムントの“大きな壁”として零封に貢献する。
26ウカシュ・ピシュチェク 6.5
前半は積極的な攻め上がりで右サイドを活性化させ、70分には身を挺した守備で失点の危機を防ぐ。最近の好調ぶりを改めて証明。
29マルセル・シュメルツァー 6
クロスをピタリと合わせたのはラモスのヘディングに繋がった81分のワンプレーのみ。ただ、復帰戦にしては悪くない出来だった。
MF
8イルカイ・ギュンドアン 6
味方からボールを引き出しては捌き、リズムを刻もうと奮闘。パスミスもなくはなかったたが、起点としての働きは悪くなかった。
10ヘンリク・ムヒタリアン 5.5
ロイスと入れ替わりながら、左右両サイドでプレー。不用意なボールロストこそなかったが、相手の堅牢を崩すアイデアに欠けた。
11マルコ・ロイス 5.5(81分OUT)
シュートもラストパスもクロスも精彩を欠き、前線で違いを作り出せなかった。コンディション自体は悪くなさそうだったが……。
27ゴンサロ・カストロ 5.0(71分OUT)
2試合ぶりとなる先発のチャンスを活かせず、不完全燃焼に終わる。ボールに触れる時間が少なく、攻守の両局面で存在感を欠いた。
33ユリアン・ヴァイグル 6.0
難しい選択はせずに、繋ぎ役としてソツのないパスワークを見せた。9分の警告はボールロスト直後に焦りがちな悪癖が顔を出した印象だ。
FW
17ピエール=エメリク・オーバメヤン 5.0(72分OUT)
中央部でパスを引き出せず、サイドに流れてもブルックスの密着マークに苦しんだ。フラストレーションの溜まる展開だったはずだ。
交代出場
22クリスチャン・プリシッチ 5.5(71分IN)
ドリブル突破からのクロスが1回、ボールロストが1回。デビューした前節ほどのインパクトは残せず。
20アドリアン・ラモス ―(72分IN)
81分のヘディングはゴールマウスを捉えず。古巣のネットを揺らせなかった。
28マティアス・ギンター ―(81分OUT)
ロイスとの交代でボランチに入り、10分ほどのプレーに終わった。
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文:遠藤孝輔
チーム 5.5
仕掛け/崩しの局面での連動性を欠き、今シーズンのブンデスリーガでは初となる無得点に終わった。2試合連続の無失点は収穫ながら、首位バイエルンを追う立場としては手痛い足踏みだ。
監督トーマス・トゥヘル 5.5
ゴールを奪うためのリスクを冒さず、81分にはカウンター対策として守備的なカードを切る。是が非でも勝利する意欲が見られず。
【試合レポート】ヘルタ・ベルリン 0-0 ドルトムント
【ドルトムント|選手採点・寸評】
GK
38ロマン・ビュルキ 6
ダリダのシュートを防いだ4分の場面を除き、肝を冷やすようなシーンはほとんど訪れず。ミスらしいミスを一度も犯さなかった。
DF
15マッツ・フンメルス 6
速攻の対応にやや不安を覗かせたが、対峙したイビシェビッチを封じるノルマは果たした。32分にはヘディングで惜しいシーンも。
25ソクラティス・パパスタソプーロス 7
持ち前の対人戦で強さを発揮し、地空ともに存在感を発揮した。ドルトムントの“大きな壁”として零封に貢献する。
26ウカシュ・ピシュチェク 6.5
前半は積極的な攻め上がりで右サイドを活性化させ、70分には身を挺した守備で失点の危機を防ぐ。最近の好調ぶりを改めて証明。
29マルセル・シュメルツァー 6
クロスをピタリと合わせたのはラモスのヘディングに繋がった81分のワンプレーのみ。ただ、復帰戦にしては悪くない出来だった。
MF
8イルカイ・ギュンドアン 6
味方からボールを引き出しては捌き、リズムを刻もうと奮闘。パスミスもなくはなかったたが、起点としての働きは悪くなかった。
10ヘンリク・ムヒタリアン 5.5
ロイスと入れ替わりながら、左右両サイドでプレー。不用意なボールロストこそなかったが、相手の堅牢を崩すアイデアに欠けた。
11マルコ・ロイス 5.5(81分OUT)
シュートもラストパスもクロスも精彩を欠き、前線で違いを作り出せなかった。コンディション自体は悪くなさそうだったが……。
27ゴンサロ・カストロ 5.0(71分OUT)
2試合ぶりとなる先発のチャンスを活かせず、不完全燃焼に終わる。ボールに触れる時間が少なく、攻守の両局面で存在感を欠いた。
33ユリアン・ヴァイグル 6.0
難しい選択はせずに、繋ぎ役としてソツのないパスワークを見せた。9分の警告はボールロスト直後に焦りがちな悪癖が顔を出した印象だ。
FW
17ピエール=エメリク・オーバメヤン 5.0(72分OUT)
中央部でパスを引き出せず、サイドに流れてもブルックスの密着マークに苦しんだ。フラストレーションの溜まる展開だったはずだ。
交代出場
22クリスチャン・プリシッチ 5.5(71分IN)
ドリブル突破からのクロスが1回、ボールロストが1回。デビューした前節ほどのインパクトは残せず。
20アドリアン・ラモス ―(72分IN)
81分のヘディングはゴールマウスを捉えず。古巣のネットを揺らせなかった。
28マティアス・ギンター ―(81分OUT)
ロイスとの交代でボランチに入り、10分ほどのプレーに終わった。
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文:遠藤孝輔